今日という日【12月17日】 | 今日は何の日?【トリビアン】で雑学王

今日という日【12月17日】

■「クリスマス・キャロル」出版

1843年12月17日。

クリスマス・キャロル」は、英国の文豪「ディケンズ」の中編小説。「クリスマス・ブックス」の第1作が、この日、出版された。原作は英国で出版され、原文は英語。出版社はロンドンの「チャップマン・アンド・ホール(Chapman and Hall)」で、ハードカバーとペーパーバックの二つの形態で出版され、挿絵画家「ジョン・リーチ(John Leech)」による彩色挿絵入り。

作品の主人公は、「エベネーザ・スクルージ」という初老の商人で、冷酷無慈悲、エゴイスト、守銭奴、人間の心の暖かみや愛情などとはまったく無縁の日々を送っている人物。ロンドンの下町近くにスクルージ&マーレイ商会という事務所を構え、薄給で書記の「ボブ・クラチット」を雇用し、血も涙もない、強欲で、金儲け一筋の商売を続け、隣人からも、取引相手の商人たちからも蛇蝎のごとく嫌われている。7年前の共同経営者である「ジェイコブ・マーレイ」の葬儀においても、彼への布施を渋り、またまぶたの上に置かれた冥銭を持ち去るほどであった。
明日はクリスマスという夜、事務所を閉めたあと自宅に戻ったスクルージは、7年前に亡くなったマーレイ老人の亡霊の訪問を受ける。マーレイの亡霊は、金銭欲や物欲に取り付かれた人間がいかに悲惨な運命となるか、生前の罪に比例して増えた鎖にまみれた自分自身を例としてスクルージに諭し、スクルージが自分以上に悲惨な結末を回避し、新しい人生へと生き方を変えるため、3人の精霊がこれから彼の前に出現すると伝える。スクルージを訪ねる3人の精霊は、「過去のクリスマスの霊」、「現在のクリスマスの霊」、そして「未来のクリスマスの霊」であった。