今日という日【8月1日】 | 今日は何の日?【トリビアン】で雑学王

今日という日【8月1日】

■初めての聖火リレー

1936年8月1日。

第11回夏季オリンピック「ベルリンオリンピック大会」がこの日、開催した。「聖火リレー」はこの大会で初めて行われた。

オリンピック聖火」は、オリンピック大会開催期間中、主競技場で灯され続ける。その起源は古代ギリシア時代に遡り、ギリシア神話に登場するプロメテウスがゼウスの元から火を盗んで人類に伝えたことを記念して、古代オリンピックの開催期間中に灯されていたことに因む。
伝統的に、聖火はオリンポス山で太陽を利用して採火され、聖火ランナーによってオリンピック開催地まで届けられる。近年では、オリンピックの開会式が行われる数ヶ月前に、古代オリンピックが行われていたギリシアのオリンピアで採火されている。聖火トーチへは、太陽光線を一点に集中させる凹面鏡に、炉の女神ヘスティアを祀る11人の巫女がトーチをかざすことで火をつけている。なおこの儀式の本番は非公開とされており、テレビ等で見られる採火の場面はマスコミ向けの公開リハーサル。その後、聖火は「聖火リレー」によってオリンピック開催都市まで運ばれる。聖火ランナーには、スポーツ選手や有名人だけでなく一般人も参加。開会式当日、「聖火リレー」は大会のメイン会場となる競技場に設置された聖火台に点火される。 かつては、最終ランナーが階段などで聖火台へ向かって走りより、トーチから聖火台に火を移すことが一般的であったが、アーチェリーの矢、スキージャンパー、競技場に設置された花火など、近年は様々な趣向が凝らされるようになってきている。 多くの場合、最終ランナーや点火の「仕掛け」は最後の瞬間まで秘密にされ、一般的に開催国の有名スポーツ選手が務める。聖火台に火を灯すことは、大変栄誉なことと考えられている。聖火台に点灯された聖火は、そのオリンピックの開催期間中灯され続け、閉会式の最後に消灯される。

2008年の北京オリンピックでは、世界135都市を経由し、標高8,848mで世界最高峰のエベレスト山頂を通過。しかし、フランス・イギリス・インドなど世界各国では中国のチベット弾圧に対する抗議デモなどの影響で、三度ほど聖火を消したり、予定されていたルートを変更する国が続出する事態となった。また、長野市で聖火リレーが行われた日本では、善光寺がスタート地点としての利用を取りやめにしたほか、公式スポンサーのレノボジャパン、日本サムスン、日本コカ・コーラ三社が広告掲示を取りやめ(三社ともチベット問題を理由とはしていない)るなど混乱が生じた。

北京オリンピックの「聖火リレー」が円滑に運営されなかったことを受け、2009年3月26日、国際オリンピック委員会は五輪開催に伴う世界規模の聖火リレーを廃止することを決定。「聖火リレー」は主催国内のみで行うこととなった。