今日という日【7月24日】 | 今日は何の日?【トリビアン】で雑学王

今日という日【7月24日】

■マチュ・ピチュ遺跡発見

1911年7月24日。

マチュ・ピチュ」は、アンデス山麓に属するペルーのウルバンバ谷に沿った高い山の尾根(標高2,430m)に所在する、15世紀のインカ帝国の遺跡。

アメリカの探検家「ハイラム・ビンガム」は、この日、この地域の古いインカ時代の道路を探検していた時、山の上に遺跡を発見した。
ビンガムは、1915年までに3回の発掘を行った。ビンガムは「マチュ・ピチュ」について一連の書籍や論文を発表し、最も有名な解説「失われたインカの都市」がベストセラーとなった。この本は、「ナショナル・ジオグラフィック」1913年4月号ですべてを「マチュ・ピチュ」特集にしたことで有名になった。また、1930年の著書「マチュ・ピチュ:インカの要塞」は廃墟の写真と地図が記載され説得力のある決定的な論文となった。以後、太陽を崇める神官たちが統治したとか、あるいは太陽の処女たちが生贄にされたといった定説が形成された。

現在では要塞ではなく、東西が断崖の「マチュ・ピチュ」は太陽の動きを知るのに絶好の場所であったことや、インカ帝国では太陽を崇拝し、皇帝は太陽神の子として崇められ、暦を司っていたことから、インカ人が崇めていた太陽を観測するための建物群と推測されている。実際に太陽の神殿は東側の壁が2つ作られていて、左の窓から日が差し込む時は冬至、右の窓から日が差し込む時は夏至と区別できるようになっている。また、処女たちを生贄にしたといわれてきた台座上の遺構もやはり太陽を観測するものであり、「インティワタナ(太陽をつなぐもの)」という意味の石の台の削りだされた柱は、一種の日時計だったと考えられている。

2012年、「マチュ・ピチュ」とはもともと山の名称であり、都市の名称だったというのは誤りだという説が浮上した。