今日という日【5月3日】
■西鉄バスジャック事件
2000年5月3日。
「西鉄バスジャック事件」は、2000年5月3日に発生したバス乗っ取り事件。「西鉄高速バス乗っ取り事件」や「佐賀バスジャック事件」、インターネットの掲示板に残された犯行予告のハンドルネームから「ネオむぎ茶事件」ともいわれる。
午後零時56分頃、佐賀第二合同庁舎発西鉄天神バスセンター行きの西日本鉄道の高速バス「わかくす号」は、定刻通りに出発。
その後、13時35分頃、九州自動車道大宰府インターチェンジ付近で、刃渡り約40cmの牛刀を持った17歳の少年が運転手に牛刀を突き付け乗客に対し「おまえたちの行き先は天神じゃない。地獄だ」と言い、バスを乗っ取った。犯人は西鉄天神バスセンターに行かずに九州自動車道をしばらく走行するように運転手を脅し、乗客に対し様々な指示を繰り返した後、最後にカーテンを閉めるように指示。その後、山口県の山陽自動車道に達するまでに乗客3人を切りつけ、2人が負傷し、68歳女性1人が死亡。日本のバスジャック事件において、人質が死亡した初めての事件となった。
事件発生から15時間半後の4日午前5時すぎ、小谷サービスエリアで停車中、警察官による説得中に、「手袋を路面に落とす」という突入の合図を受けた15人の隊員の突入により少年は逮捕された。この突入で機動隊員1人が犯人に左足を切り付けられ負傷した。この事件の様子はテレビで生中継された。
犯人の少年が「ネオむぎ茶」の固定ハンドルネームを用い、犯行前にインターネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込みを行っていたことや、SATが出動したことで話題となった。SAT隊が突入する際、音響手榴弾(スタングレネード)が日本で初めて使用され、以後人質籠城事件で広く使われることになった。
この事件は、1997年に発生した「神戸連続児童殺傷事件」に次いで、「1990年代以降の日本の少年犯罪凶悪化を象徴する事件である」と言う人もいる(神戸事件の犯人と同学年でもある)。また、この事件の直前には愛知県豊川市で17歳の少年が面識のない主婦を殺害する「豊川市主婦殺人事件」が起こっており、両事件の「犯人が17歳」という共通点をマスコミが過度に強調して「キレる17歳」という言葉が世間で流布され、17歳(あるいは10代)の人に対する社会的偏見を惹起した。また犯人の世代から「理由なき犯罪世代」と呼ばれることもあった。

2000年5月3日。
「西鉄バスジャック事件」は、2000年5月3日に発生したバス乗っ取り事件。「西鉄高速バス乗っ取り事件」や「佐賀バスジャック事件」、インターネットの掲示板に残された犯行予告のハンドルネームから「ネオむぎ茶事件」ともいわれる。
午後零時56分頃、佐賀第二合同庁舎発西鉄天神バスセンター行きの西日本鉄道の高速バス「わかくす号」は、定刻通りに出発。
その後、13時35分頃、九州自動車道大宰府インターチェンジ付近で、刃渡り約40cmの牛刀を持った17歳の少年が運転手に牛刀を突き付け乗客に対し「おまえたちの行き先は天神じゃない。地獄だ」と言い、バスを乗っ取った。犯人は西鉄天神バスセンターに行かずに九州自動車道をしばらく走行するように運転手を脅し、乗客に対し様々な指示を繰り返した後、最後にカーテンを閉めるように指示。その後、山口県の山陽自動車道に達するまでに乗客3人を切りつけ、2人が負傷し、68歳女性1人が死亡。日本のバスジャック事件において、人質が死亡した初めての事件となった。
事件発生から15時間半後の4日午前5時すぎ、小谷サービスエリアで停車中、警察官による説得中に、「手袋を路面に落とす」という突入の合図を受けた15人の隊員の突入により少年は逮捕された。この突入で機動隊員1人が犯人に左足を切り付けられ負傷した。この事件の様子はテレビで生中継された。
犯人の少年が「ネオむぎ茶」の固定ハンドルネームを用い、犯行前にインターネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込みを行っていたことや、SATが出動したことで話題となった。SAT隊が突入する際、音響手榴弾(スタングレネード)が日本で初めて使用され、以後人質籠城事件で広く使われることになった。
この事件は、1997年に発生した「神戸連続児童殺傷事件」に次いで、「1990年代以降の日本の少年犯罪凶悪化を象徴する事件である」と言う人もいる(神戸事件の犯人と同学年でもある)。また、この事件の直前には愛知県豊川市で17歳の少年が面識のない主婦を殺害する「豊川市主婦殺人事件」が起こっており、両事件の「犯人が17歳」という共通点をマスコミが過度に強調して「キレる17歳」という言葉が世間で流布され、17歳(あるいは10代)の人に対する社会的偏見を惹起した。また犯人の世代から「理由なき犯罪世代」と呼ばれることもあった。