今日という日【1月16日】
■ライブドア・ショック
2006年1月16日。
この日、証券取引法違反容疑で、東京地検特捜部が「ライブドア」本社などに強制捜査を行い、これを受け翌1月17日から「株式市場の暴落」が始まった。
2005年7月以降、日経平均は7月の1万2,000円台から1万6,000円台にまで回復するなど、日本経済の復活を象徴するかのような、株価上昇が注目されていた。株式市場は新規の個人投資家を大量に引き入れ活況を呈しており、通常、株式情報を大々的に扱うことのないスポーツ新聞に「バブル再来か?」の見出しが踊り、TV番組では株を買ったことのない芸能人が「株でいくら儲けられるか?」などの特集が組まれるなど、1980年代後半のいわゆるバブル景気時代を彷彿させる状態であった。
このような状況において「ライブドア」による粉飾疑惑事件が発覚し、新興市場銘柄の急落と株式市場全体の混乱を招いた。「ライブドア」は1株数百円程度から売買できる魅力から多数の個人投資家を引き寄せていたこともあり、同社への強制捜査は社会的現象として連日メディアで取り上げられた。