今日という日【10月20日】 | 今日は何の日?【トリビアン】で雑学王

今日という日【10月20日】

■「きけ わだつみのこえ」刊行


1949年10月20日。


きけ わだつみのこえ」は、第二次世界大戦末期に戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた遺稿集。

1947年に東京大学共同組合出版部により編集されて出版された東京大学戦没学徒兵の手記集「はるかなる山河に」に続いて、出版された。BC級戦犯として死刑に処された学徒兵の遺書も掲載されている。


きけ わだつみのこえ」は、若い戦没者に人間としての光を当てただけでなく特に学徒兵の多くは己の学業が心ならずも頓挫し、自分が異常な状況に置かれていることを深く見つめた内容を記述しており、本来であれば平和に生きていたはずの若者が、免れようのない死と直に向き合ったとき、どのように感じるのか、ということを伝えてくる。当時の軍国主義的潮流下にあった戦陣訓世代などと呼ばれていた人々の評価を覆すものとして大きな衝撃を与えた。


現在「わだつみ」は戦没学生をあらわす普通名詞のように使われる。「わたつみ(わだつみ)」は海を司る神「海神(わたつみ)」を意味する日本の古語である。