こんな大人になりたくて
『愚痴日記』
ども!TK89です。
帰りの地下鉄に彼はいた。地下鉄を降り、家へ帰る道すがら、なんだか考えさせられた彼。
その彼の風貌は、一言古い言い方をすれば「ヤンキー」。ダボッとしたジャージを履いて、上はスカジャン。髪型はサイドをガッツリ刈り上げ、前髪はリーゼント風。襟足は肩下くらいでそこだけ金髪。愛知県の県庁所在地である名古屋で、ある意味こんなに気合の入った少年を見るとは思わなかった。
「おぉ、気合入ってんなぁ」なんて思いながら見てた。触るもの皆傷づけるような目つきとオーラを纏ってた。ギラギラしてる感じ。かくいう自分は、スーツを着ながら、今日も一日疲れましたよぉっておっさんオーラ。
いつからか、こんな大人になっちまって、働かざる者食うべからずってな感じで、組織の中でもがいてる。こんな生活をしたい訳じゃないのに、こんな生活を守るために、自分に嘘をつきながら、下げたくない頭を下げて、顔で笑って、心で泣いて。
俺、なにやってんだろうって、そんなギラギラした彼を見て、心の底から沸々と。そんなこと思いながらも、明日も朝起きて、スーツを着て、会社へ行くんだろう。スパッと切りかえられる勇気もなくなった。こんなこと書いてる時点で、どうかしてるな。
こんな大人になりたくて、こんな大人になるなんて。
帰りし、そんなこと思わせる少年との出会い。まぁ出会いって言っても、勝手に自分が思ってるだけか。iPodもそんな俺の気持ちを汲み取ってか、ミスチルの「雨のち晴れ」。
もうちょっと もうちょっと 頑張ってみるから
ねぇもっと ねぇもっと いい事があるかな
イメージはいつでも
雨のち晴れ いつの日にか 虹を渡ろう