今日という日【10月10日】
■「オレたちひょうきん族」レギュラー放送開始
1981年10月10日。
「オレたちひょうきん族」は、フジテレビ系で土曜日20:00~20:54に放送されていたお笑いバラエティ。放送開始当時、土曜日20時の人気・視聴率を全て集めていた「8時だョ!全員集合」に真っ向から挑み、2大お笑い番組と言われるまでになった人気番組。
当時は、フジテレビが視聴率ノルマを廃し、制作者が作りたいものを作る路線に転じ、“楽しくなければテレビじゃない”をキャッチフレーズとした頃で、作り手側の制作意欲の向上と、出演者である若手芸人の漫才ブームによる勢いとがあいまったバラエティ番組。
開始当時の裏番組には、お笑い番組の頂点に君臨していたTBS「8時だョ!全員集合」が放送されており、初回視聴率は9.5%(関東地区)。「全員集合」とのいわゆる「土8戦争」の結果、「全員集合」を放送終了に追い込み、「欽ドン!」以降低迷状態が続いていたフジテレビの土曜夜8時台を見事立て直しに成功し、1980年代バラエティのリーダー格番組となった。8年半の平均視聴率は、17.8%。
また、吉本興業に代表される関西系事務所と渡辺プロ・太田プロに代表される関東系事務所のタレントが通常番組で共演するということは当時としては非常に画期的であり、その後吉本興業の東京進出(正確には再進出)へと繋がるきっかけを作った。
初めはお笑い番組らしく漫才コーナーもあったが、「笑っていいとも!」と同様、つまらない、人気が出ないとみるやすぐ企画をやめ新企画を練っていた。その手法は「とんねるずのみなさんのおかげです」等のバラエティに多大な影響を与えた。初期のころはスタジオに一般視聴者を入れて漫才やコントを披露するコーナーがあったが、その後は客は入れず、ギャグ毎に笑い声が被さる演出がなされ、同じフジテレビの「ドリフ大爆笑」と同様に、後のバラエティー番組でもよく見られる手法が採用された。