今日という日【7月28日】
■古人類ケネウィック人の骨発見
1996年7月28日。
アメリカ合衆国ワシントン州、コロンビア川の河畔で大学の競漕を観戦していた若者が「人骨」を発見。
検死の結果、先史時代の人骨とされ研究機関に送られた。
9300年前の人骨であり、なおかつ現在知られる「ネイティブ・アメリカン」に属さないという説が発表された。死亡年齢は50代半ば、骨盤に石がめり込んでおり、その後も数年以上生存していた形跡が確認されている。その石は割合に新鮮な火成岩であった。身長はおよそ175cmで筋肉質と推定された。
「ケネウィック人」がどの人類集団に属した個体であるかは結論を得ない状況が続き、ヨーロッパ人であるとの説が長らく有力であったが、ニューメキシコ大学の「ジョセフ・パウエル」教授は、「アイヌ民族」とのより有意なる類似性を指摘し、これを研究上の結論としている。