今日という日【4月23日】
■63年ぶりの帰国が報じられる
2006年4月23日。
終戦後も「ウクライナ」で生活していた元日本軍兵士「上野石之助(うわのいしのすけ)」さんが63年振りに帰国したことが報道された。
岩手県九戸郡大野村(現:洋野町)出身の「上野石之助」さんは、1943年に召集され、南樺太の陸軍部隊に所属。樺太で終戦を迎えた。終戦後もそのまま樺太に在住していたが、1958年を最後に連絡が途絶え、2000年に盛岡家庭裁判所で戦時死亡宣言が確定していた。
1958年に連絡が途絶えた後はウクライナに移り住み、現地の女性と結婚していた。現在は「ウクライナ」の首都キエフの西にあるジトーミル市に在住。63年振りに来日した際に最初に言った言葉は、「Здравствуйте [zdrá:stvujtje]!」、ロシア語で「(皆さん)こんにちは!」の意味の言葉だった。長い「ウクライナ」での生活の中で日本語をほとんど忘れてまった。好きな歌は「ウクライナ国家」であるという。
「ウクライナ」では「イシノスキー」の名で生活している。