今日という日【3月21日】
■シャープビル虐殺事件
1960年3月21日。
南アフリカ共和国トランスバール州ヨハネスブルグ近郊のシャープビルで虐殺事件が発生した。
「アパルトヘイト政策」を進める南アフリカ政府は、1952年に「パス法」を成立させ、国内に居住する18歳以上の黒人男性・女性に身分証を携帯を義務付けた。白人との分離対策の強化を図った。
このような政府の方針に対して、3月21日午前10時頃、5,000~7,000人の群衆は逮捕を覚悟で身分証を持たずにシャープビルの警察署前で抗議行動を開始。警察官は群集に対して解散するように警告したが群集は解散しなかった。警察は抗議集団の最前線に装甲車を配備した。
午後1時15分頃、警察官は群集に対して発砲を開始し、69人が死亡、180人以上が負傷した。群集はパニック状態となり、周辺は騒乱状態に陥った。
この事件より、1966年の国連総会で、3月21日を「国際人種差別撤廃デー」とすることが決議された。南アフリカでは1994年以降、3月21日が「人権の日」となっている。