ここ最近、渡仏に向けてビザなり言語の準備と併せて、自己紹介というか自己PRを毎日頭の片隅で考えている。

 
 
 
 
 
その中でも
一番頭を悩ませているのは
 
 
 
 
指圧や鍼灸などの東洋医学を知らない人に如何にして東洋医学の魅力を伝えるかということ
 
 
 
 
これって、日本にいても難しいことですよね
 
 
 
 
だって、日本とはいえ西洋医学がメインの医療なので、東洋医学に馴染みのない人にとっては、指圧や鍼灸って本当に効くの?とか、痛いんでしょ?とか
指圧に関してはマッサージと混同してて、ひとくくりにリラクゼーションと思われてるくらいだし
 
 
 
 
フランスやヨーロッパ諸国では、東洋医学に興味を持つ人は増えてる。それと同時に誤解されて広まってることも多い。指圧と霊気が混同してたり、中国人があん摩やってるのにShiatsu て看板出してて、それを指圧だと思い込んでいる。
そもそも東洋医学の下地の無い地域においては、作用機序や痛みがあるかなど色々と敏感に気にされているようです。
 
 
 
 
こんな昨今だからこそ、指圧や鍼灸といった東洋医学はその作用機序を誰にでもわかるように説明出来なければ、魅力が伝わらないです。
 
 
 
 
 
 
 
先日、愛知県鍼灸師会の研修会に参加して、統合医療の第一人者の高橋徳先生の話を聞いて大変参考になりました。
 
 
 
 
高橋先生は医師でありアメリカにて鍼灸の効果を研究して、その作用機序について論文発表もされており、現在では自院で鍼灸治療をされている。
 
 
 
西洋医学も東洋医学にも詳しい先生だからこそ、その両者の橋渡しができる、統合医療にとって要の存在ですね。
 
 
 
先生は今回の研修会で鍼灸、指圧などの東洋医学がなぜ効くのか?ということを西洋医学のお医者さんでも納得いくような作用機序を説明された。
 
 
それは東洋医学を西洋医学の言葉で説明することである。
 
 
 
 
 
 
この説明をもとに自分なりに、東洋医学の作用機序を考えて、魅力をこのように説明してみました
 
 
 
 
 
 

①血流が良くなる

先ずは誰でもわかりやすく、単純なことであるが、とても大事なことです。
局所で血流障害が起きるとコリやむくみ、痛み、冷え性など様々な症状を生みます。鍼灸や指圧は局所の血流障害しているところに刺激を与えることで、排水溝の溝掃除のように滞りの原因を除去して流れが良くなる。それだけでなく、全身治療を行うことで血流のポンプ効果を高め、循環が良くなります。

 

②局所の痛みだけでなく慢性疼痛に効く

鍼灸や指圧などにより末梢の知覚神経を刺激することで、知覚神経ー自律神経反射により、抗ストレスホルモンであるオキシトシンの分泌及び鎮痛物質であるオピオイドの分泌が促進されること。さらに、γアミノ酪酸という物質も分泌され、これにより痛みを伝える神経をブロックできる。
 
局所の痛みだけでなく、慢性疼痛などで神経が痛みを覚えていまっている状態であっても、それらの神経を鎮静化できる

 

 

 

③薬剤耐性や副作用はない

これからの物質は薬ではないため、薬剤耐性や副作用が無く痛みを抑えることができる。
 
 

 

④自律神経の調整⇒自然治癒力を高める

知覚神経刺激は自律神経の調整にもなるため、交感神経が高まってる人にはそれを下る力、副交感神経が高まってる人にはそれを下げる。この自律神経の調整こそ、自己免疫を高めることになり、自らの免疫により自らの病を治す、自然治癒力の強化になる。
 

 

 

⑤未病を治す

そして、上記の自然治癒力強化により、病気になる前に病の元をたつ、未病を治すということ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さらに東洋医学に少しでも興味がある人には陰陽五行思想をこんな風に説明してみるのもいいかも
 
 
 
 
 

・五行について西洋医学的にイメージするなら、肝経は自律神経系、心は循環器と脳神経、脾経は消化器系、肺経は呼吸器、腎経は泌尿器と内分泌系

 
 
 
肝経は気の流れを調整する大きな役割がある。これさ自律神経調整と考えると納得がいく。
心経は西洋医学の心臓としての役割に併せて、東洋医学では5思を統制する精神活動の中枢、即ち脳としての役割を果たしている。
脾経と肺経は西洋医学と似ていて、消化器系と呼吸器系統とわかりやすいですね。
腎経は泌尿器という部分は納得しやすいですが、腎経は女性の生理や性機能に関与しているということで内分泌系としてとらえるといいですね。
 
 
⇒それぞれの疾患について、その疾患委関与する経絡を治療するというイメージで使えばわかりやすいですね
 
 
 
 

・陰陽は、陰は副交感神経、陽は交感神経

 
東洋医学では陰を静的・消極的・下降的という要素があり、陽はその逆に動的・積極的・上昇的という要素がある。これは自律神経の副交感、交感神経と捉えるとわかりやすいですね。
 
 
 
⇒すなわち陰陽の調整は自律神経調整っていえば、わかりやすいですね。
 
 
 
 
 
こんな感じで説明していけば、少しは魅力が伝わるでしょうか。
 
 
実際にフランスで説明してみて、その感触をフィードバックしていきたいです。