こんにちは。

 

としださおりです。

 

 

 

息子は

 

字を読むのもお話しするのも

 

とっても得意なのですが、

 

字を書くことは信じられないくらい苦手

 

でした。

 

 

 

 

幼稚園に上がる頃から

 

難しい漢字も簡単な英語もどんどん読むようになりました。

 

とくに教え込んだというわけではありません。

 

勝手に覚えた

 

というのが私の印象です。

 

 

 

 

外を歩けば

 

看板一つ一つの読み方を聞かれ、

 

めんどくさかったけど

 

一つ一つ全部読んであげた

 

ということはありましたけど、

 

絵本の読み聞かせはできなかったし

 

お勉強的なものをやったことはありませんでした。

 

 

 

 

息子に一番読み方を教えてくれたのは

 

テレビの字幕

 

だと思うんですよね汗

 

 

 

 

 

 

幼稚園では

 

早い子だと年少さんから

 

字、らしきものを書き始めたりしますよね。

 

女の子たちはお手紙の交換をしたり。

 

 

 

 

でも息子はまったく書こうとしませんでした。

 

書こうとしない、というよりも

 

鉛筆で何かを書くことをしない

 

と言う方が近い。

 

 

 

人のやることに興味を示さず

 

自分のやりたいことだけをやるのが

 

息子のスタイル。

 

 

 

 

放っておいて

 

字を書くことに

 

興味を示してくれればいいけど

 

もし興味がわかなかったら

 

このまま小学校に上がることになる。

 

きっと

 

授業で一斉に教えられるような形では

 

習得するのは難しいだろう。

 

まずい、どうしよう・・・。

 

 

 

私の悪いクセは

 

焦りから、ある日突然

 

やる気スイッチが入ること

 

ですね。

 

 

 

 

小学校に上がるまでにひらがなを習得させること

 

が私の目標になりました。

 

 

 

本屋さんでドリルを買ってきて

 

鉛筆を持つ練習から始めました。

 

 

 

最初は迷路や単純な線のなぞりだったと思います。

 

A4サイズに簡単な迷路が一つとか

 

真っすぐ線やくねくね線が三つくらいとか。

 

 

 

大人から見たら

 

こんなものにお金払ったのか、私は。

 

簡単すぎやしないか?

 

という内容。

 

でも

 

息子はできないんです。

 

 

 

息子のつまずきポイントは

 

線の質

 

でした。

 

線がプルプル震えたようながたがたじゃなくて

 

スーっと書いたかっこいい線がいい、と。

 

 

 

 

だからね、

 

そういうかっこいい線が書けるようになるために

 

今練習してるんだよ。

 

大丈夫だよ。

 

 

 

そういう励ましは耳に入りません。

 

 

 

もう一つのつまずきポイント。

 

それは

 

空欄の書くべきスペースの

 

ちょうど真ん中でなければならない

 

です。

 

 

 

迷路だと

 

壁と壁の間に線を書いていって

 

ゴールにたどり着くのが普通ですけど、

 

息子は

 

壁に線がタッチしたらその場でアウト!

 

という独自ルールでやろうとしてたんです。

 

 

 

 

 

 

大丈夫だよ!

 

行き止まりが来たら戻るけど

 

壁に触ってもいいんだよ!

 

 

 

 

こんな言葉も効き目なし。

 

 

 

キーーーーッとなって

 

紙をビリビリに破き

 

鉛筆を投げつけ

 

かんしゃくを起こす毎日が続きます。

 

 

 

こんなことでは

 

字を書くようになるのはいつのことだろう?

 

と途方にくれました。

 

 

 

つづきます。

 

 

 

 

としださおり