土日のラン(ランニングシューズの試走しました) | たっく の 1つずつ積み上げよう♪ 

たっく の 1つずつ積み上げよう♪ 

2009年:マラソン再開
2014年:トライアスロンを始める。
2020年:ゴルフを始める。

【2022年目標】
小さなことから
少しずつ変えていく

土日のランで、ランニングシューズの試走をしました。

丹後ウルトラに履くシューズを選ぶためです。

 

条件は次の通り

・自宅出発で片道3km 往復6kmを走る

・450m走り、50m歩き、450m走り、50m歩き・・・基本繰り返す。

・走り心地だけでなく、歩いた感じ、疲労感、スピード感等を検証

 

土曜 朝 SALOMON /AERO GLIDE 40分54秒

履いて走るのが楽しみだったAERO GLIDE。ネットでの口コミでもSALOMONのシューズのゲームチェンジャーになるのではないか・・という話も出ていました。履いて走った完走は、自然と前傾していき、前に進む。シューズサイズが28.5cmの私の場合は320gもあるシューズは重さを感じるが、足の大きさが普通の人にとっては適度な重さなのではないかと思う。前傾の度合いは、今まで履いたシューズよりも大きく、HOKA等のシューズをしのぐ。シューズの評判を見ると上級者から初心者までと書いてあったが、理由がわかった。上級者は前傾したら前傾したなりに体幹を使って進む。初心者は自然と前傾して、それなりに進む。シューズは重く感じたが、最終的にタイムは、良かったので、前に進めてくれるシューズなのだと思う。

 

 

土曜 夕 SALOMON /AERO VOLT 40分44秒

このエアロ・ボルトの評価はネットでは、あまり出ておらず、探し回るとYOUTUBEの外国人がコメントしている映像しかなかった。早口で、どこで この人 息をしているの?というくらいの コメントで、聞き取れたのは、シューズの紐が長すぎるので、最終的に切って使ったという点と メッシュ構造で、夏は涼しいのではないかという点だった。肝心なことは、ほとんど聞き取れなかった。走る前は、このシューズはハズレを引いたのではないかという気持ちだった。メッシュ素材の軽さと ソールの重さのアンバランスでシューズの一体感があるのかという不安だった。走り始めてみると シューズは一体感があり、何の問題もなかった。長い紐も最後の箇所で2回通したら、ちょうどの長さになった。このシューズは履いてみて軽かった。AERO GLIDEよりも片足で50g軽かったが、それ以上の軽さを感じた。AERO GLIDEほどの倒れこみがなく、倒れこみで進むというよりも、右足と左足が自然と前に出るので、バランスよく骨盤を使って走れた。心配だったのはウルトラ後半で、まったく足をなくしてしまった場合にどうなるか?レース後半に脚力が弱ってきて、腰高のフォームが維持できなくなった場合に、トボトボとしたストライドが狭い走りになってしまわないかという点は不安だった。ウォークに移る時にもスムースに進め、ウォークでも踵部分にひっかかりなく進めた。

 

 

 

日曜 朝 SALOMON /SONIC4 Confidence 43分52秒

走る前から わかっていた。このシューズは重さが330gもあるし、靴底のアウトソールは堅かったし、期待せずに走った。走った時に踵のホールド感は良かった。靴と体が一体に感じた。重さは重かった。それほど前傾しなかった。このシューズを履いていると、他のシューズには走らされている感があったが、このシューズには、それがなかった。フラット着地をして走ると、そのまま走れた。ウォークもソツがなかった。走っていると目を閉じても走れる感じ、修行僧が目を閉じて走っても走れる感じだった。たぶん 極端な前進力とかはないのだろう。本番レースでシューズを武器として使うには物足りなかった。野球のバッティングで言えば、ヘッドを返さないと長打が打てないように。ゴルフで言えば、ヘッドが走る感覚がなければ飛ばないように。ソフトボールのウィンドミルで、右肘を腰に当てて、ブラッシングしないと速いボールが投げられないように・・。何かが足りない。だから このシューズは練習用なのだろう。一定距離になったら走ろう、一定距離になったら歩こうと決めていたが、このシューズでは距離を過ぎてしまう。つまり このシューズは走り姿勢、歩き姿勢が楽なのだと思う。楽だからこそ、つい 距離を走ってしまう。そういうシューズなのだと思う。

 

 

 

日曜 夕 HOKA ONE ONE /RINCON3 41分35秒

他のHOKAのシューズ(おやじギャグではないです)と比べるとローリングの度合いは少ない。シューズは220gで軽いはずなのに、280gのAERO VOLTほど、左右の足の出が良くない。軽いけど、ローリングしない、左右のバランスが良くない・・・なぜだろう???と思いながら走っていました。ミッド着地で走っていたのです。折り返しを過ぎてから、「もしかしたら」・・ってヒラメキました。このシューズは、爪先着地のほうがパフォーマンスが上がる。その通りでした。緩い下り坂で速度が上がるし、テンポが良く。やや爪先着地を意識すると、グンと前に進んだのです。このシューズは中上級者向けだ。そう思いました。前傾姿勢を維持するのは、体幹が必要ですし、体の柔軟性も必要です。ミッド着地を続けていれば、このシューズのパフォーマンスは発揮できないのです。着地は体の下よりも やや 後ろ。そうすることで、前に進みます。左右の足も自然と前に出ます。考えようによっては、疲れた時はミッド着地で走り、前傾できるときには、それなりに前傾すれば、前に進めます。最初から、このことに気づけば、もっとタイムは上がったと思います。

 

 

4シューズを試しましたが、ランニングシューズは、履きこなす才能が必要とわかりました。

 

僕は体幹も、柔軟性も、ハムストの強さも、体重も・・・まだまだで 評価するというよりも

「おまえには、まだ早い」と言われているシューズが多いです(最近 練習量 少ないからな汗うさぎ)。

 

今回 選考から外したのは、SALOMON の SONIC4だけで、他は、まだまだ検討の余地がありそうです。