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ブライアン・モーラン（Brian Moran）
日本ではまだあまり知名度が高くありませんが、
米国ではFacebook広告のエキスパートとして
知られています。
2010年に結婚した奥さまとクールなショット。
画像クリックでもっと見れるかも…
ブライアン・モーランのインタビュー音声のダウンロード
（英語オンリーです。）
→ クリック
ブライアンは大学ではバリバリの野球選手。
2008年末に大学を卒業しましたが、未曾有の就職難で
まともな仕事に就くことはできませんでした。
アルバイトを経て、それでも2009年に年収6万ドルの
コンサルティング職を手にします。
新卒に近い若者にとっては高給ですが、ブライアンは
この仕事に満足できずにいました。
そんな時に Internet Business Mastery という教材に出会い
オンライン・ビジネスを始めたのです。
最初に作成したサイトは彼の野球選手としての経験を生かした
Train Baseball
若い野球選手、両親、コーチを対象に、野球選手として成功する
ために必要な情報を詰め込んだサイトです。
正社員として働きながらこのサイトを運営し、野球選手としての
能力向上に必要なノウハウ教材を販売しました。
トラフィック（アクセス）集めは主に Facebook 広告で行い、
1年後には月数千ドル販売するビジネスに成長しました。
この成功過程で、あるマーケッターからFacebook マーケティングの
教材を販売すべきとのアドバイスを受けます。
ブライアンはアドバイスに従い、Get 10,000 Fans を開設し、
Facebookを使った集客、ビジネス展開を教える商材販売を開始。
短期間で売り上げが伸び、Train Baseball での売り上げを
凌ぐようになりました。
2011年に会社を辞め、オンラインビジネスを専業としました。
今は２つのビジネスからの売り上げは月10万ドルを超えて
います。
ブライアンも一番最初にFacebook広告を行った時は失敗した
と話しています。
100ドルを使い『野球』というキーワードで広告を出したそうですが、
3時間で100ドル使い切り、売り上げゼロ、メールアドレスを２つ
獲得しただけで終わりました。
次は奥さんの反対もあり、50ドルだけ使って『野球コーチ』を
キーワードにして広告を打ちました。
すると150ドルの売り上げと35個のメールアドレスを獲得できた
とのことです。
ちなみにターゲット層は『野球』が1千１万人、『野球コーチ』は
たった1万３千人だったとのこと。
製品、サービスを必要としているニッチ層にターゲットを絞ることが
いかに重要かわかります。
さらにブライアンは披露宴での仕事を求めている写真家の例を
挙げています。
『写真』をキーワードにすると世界中で３千３百万人対象になります。
『写真家』にすると３百万人まで減ります。
当然、『写真家』とする方がダントツに広告結果が上がります。
Facebook広告はマーケットを細かく絞り、メッセージを発信で
きるのが大きな特徴です。
ですので、Facebook広告ではいかに小さなニッチ市場、
つまり「マイクロ・マーケット」を見つけるかが勝負です。
Facebook広告で名声を得ているブライアンですが、
インタビューの中で興味深い発言をしています。
「優れたオファーと一流コピーが揃えば媒体を選ばない。
Facebook、Twitter、Youtube...なんであろうが成功を収める
ことができる。」
とても含蓄があると思いました。
商品力とコピーライティング力はマーケティングの要です。
では、本日はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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