1on1ミーティング──
導入された当初は「これで部下との信頼関係が深まる」と思っていたのですが、正直なところ、しばらくはものすごく苦痛でした。
「どうせ本音は話してくれないし」 「こっちが場を持たせるばかりで疲れる」
……そんな気持ちがどんどん募っていったのを覚えています。
うまくいかなかったのは、“話さない部下”のせい?
ある時期から、1on1が形骸化してきました。
表面的な進捗確認。 困っていることを聞いても「特にないです」と返される。
こちらから踏み込んでも、「まあ……大丈夫です」と空気が重くなるだけ。
そんな空気を感じるたび、「なんでこっちばっかり頑張らなきゃいけないんだよ」と、どこかで部下を責めていました。
でも、ある日ふと、「これって、全部俺のせいだったのかもしれない」と思った出来事があったんです。
本音を聞く前に、こちらが“よく見せよう”としていた
1on1中、自分が何を話していたかを思い返してみたんです。
「どんな壁にぶつかってる?」と聞く前に、 「最近のプロジェクトでは〇〇に気をつけててさ」と、自分の工夫や視点を先に語っていた。
振り返れば、“部下の話を引き出す”よりも、 「頼れる上司として見られたい」気持ちの方が前に出ていたのかもしれません。
結果、自分を守る発信ばかりになっていた。 それに気づいたとき、なんとも言えない恥ずかしさがこみ上げました。
「前提」が変わると、関係も変わる
そんな時に出会ったnoteがありました。 https://note.com/by_sui/n/nb9c7c8d8b56a
感情、思考、行動がどう連動しているか── 自分の中で何が起きていて、なぜ同じ反応を繰り返してしまうのかを「構造」として捉える方法が紹介されていて、衝撃を受けました。
自分の中には、
「信頼されない=無能だと思われる」
という“前提”があったんです。
だからこそ、1on1でも「できる上司像」を演じようとしていた。 その緊張感が、部下にも伝わっていたのだと思います。
今では、1on1の空気が少し変わってきた
もちろん、魔法みたいに劇的に変わったわけではありません。 でも、最近の1on1では「別に雑談でもいいんだよ」と自分から言えるようになりました。
部下も、徐々に日常の小さなモヤモヤを話してくれるようになった。
「話すことがなくても、話していいんだ」 そんな空気が作れるようになってきたのは、自分の“前提”に気づいたからです。
もし、あなたが「なんでこんなに気を遣わなきゃならないんだ」と感じていたら
その感情の裏側には、あなた自身が握りしめている“内なるルール”があるかもしれません。
そして、そのルールに気づくだけで、人との関わり方は変わってきます。
僕がそのヒントをもらえたnote、よければ読んでみてください。
→ https://note.com/by_sui/n/nb9c7c8d8b56a
1on1が苦痛だったあの頃の自分に、まず届けたいと思った内容でした。