杉並区の宮前にあります西高会館1階にあります「むさしの食堂」です。
ここは、一般財団法人西高会が運営する西高会館という施設の食堂となっております。
ここの名物と言えば、「天玉丼」です。
野菜かき揚げ天を卵でとじた丼です。
この一般財団法人西高会という組織は、東京都立西高等学校(以下都立西高)・都立西高PTA・都立西高同窓会という三者による組織でありまして、基本的に都立西高関係者が利用する施設です。
西高会館という施設は、厳密に言えば都立西高ではないのですが、同じ敷地内にある施設であり、そこの食堂ということで、ほぼ「都立西高の学食」という位置づけです。
現在は新型コロナウイルス感染防止対策として学校関係者の施設立ち入りができない状況となっておりますが、その措置が解除されれば、おそらく一般の方も利用が出来るのでは…?と考えられます。
ただ、基本が学食なので、営業時間が極端に短い、最寄り駅から迷う可能性が高いなど一般客が利用するには非常に厳しい営業形態となっております。
実は私はこの都立西高の卒業で、3年間足繁く通った食堂です。
当時は経営をされていたご夫婦の名から「梅田食堂」と呼ばれており、おじさんに注文をするとプラスチックの数字札を渡されて料理ができたら「◯番さぁ〜ん!!」と呼ばれて取りに行くのでした。
現在は運営者が代わり、食券で注文する形になりましたが、偶に西高会館に用事があって、平日で営業時間内であれば必ず天玉丼を食べております。
厳密にはフードコートという形態ではありません。
ですが、フードコートで番号がついた呼び出しベルを貰う度、食堂の梅田さんの顔が浮かんでくるのです。そしてベルが鳴る度、脳裏に梅田さんの「◯番さぁ〜ん!!」という声が思い出されるのです。
池袋西武の屋上フードコートと西高会館の梅田食堂、この2つの思い出が自分の中のフードコート愛に繋がっているのかなぁ、と感じているのです。そういう意味で、どうしてもこちらの「むさしの食堂」をどうしてもご紹介したかったのです。