館内には連合艦隊堂々の皇紀2600年観艦式の資料や日本海海戦で有名なZ旗、世界初にして当時無敵を誇った日本空母機動部隊である第一、二航戦等の説明があり、海洋国家である日本が国の主権を守るため、海軍増強に努めたことは地政学上の必然であることを改めて知ることができます。
 また、屋外には紫電改の実物エンジン、当時世界で日本海軍だけが使用していた酸素魚雷や、高い性能で米軍を驚嘆させた二式大艇の実物もあります。
 二式大艇は海上偵察、哨戒等を行う飛行艇であり、侵略的兵器ではなかったため、戦後も国産での開発が許可され、その技術が海上自衛隊で使用されていた、US1へと受け継がれ、現在海上自衛隊で使用されている、最新鋭のUS2は米軍の海兵隊でも購入を検討するほどの高い性能を誇っており、過去から現在へ脈々と技術継承されていることがよく分かります。
 しかし、残念なのは、良いか悪いからは別にして敗戦後、侵略的兵器を作れなくなったことでしょう。
 空母は英国が発想し、日本が世界で初めて形にした兵器であり、米国が有名ですが、日本が作った兵器の中でも現在に繋がる大きな発明です。
ゼロ戦も出た時は当時の他の国の戦闘機の性能を大きく上回っていました。
 しかし、戦後の新憲法における武装放棄により、後世にその技術やノウハウが受け継がれることがあまりなく、先人の努力が報われません。
 前述の通り、現在でも作れる兵器である、飛行艇や通常型の潜水艦などは今でも世界トップクラスの性能を有しています。
 現在、海上自衛隊に配備されている、いずも、かがは周辺国に対抗するため、改修しています。
この2隻は国産であり、空母型護衛艦ではありますが、あくまでも空母型であり、改修後でも米軍の正規空母にはなれません。
 戦闘機は作れるので、今後に期待していますが、いずれにしても憲法に縛られる日本に対し、どんどん強く脅威になっている周辺国に対抗できるのでしょうか?
真剣に考える時が迫っています。