こちらには戊辰戦争以降、戦間期に亡くなった長野県出身の英霊をお祀りしています。
当時こちらの神社に隣接していた帝国陸軍第29師団隷下、歩兵第50連隊は山地踏破訓練を伝統とし、帝国陸軍きっての山岳部隊としてその名を馳せました。
 太平洋戦争末期にはマリアナ諸島テニアン島の守備に就き、上陸したアメリカ軍海兵隊を迎え討ち、玉砕しました。
 しかし、同連隊は民間人への玉砕を推奨せず、洞窟内やジャングルに避難させたため、テニアン島の戦いは他の南方戦線での戦いに比べて民間人の死傷者が少なく、同連隊がその身を犠牲に多くの民間人の命を救いました。
 日本国とその国民の盾となった先人には、感謝してもしきれませんが、せめてこういった方々が居たことを多くの人が知ることで、英霊達の供養になることを祈っています。
 そして、現在の陸上自衛隊第13普通科連隊は第50連隊の伝統訓練を継承し、長野県の誇る、峡谷起伏のような険しい山岳地帯でも作戦を行える日本で唯一の山岳レンジャー部隊となっており、50連隊の伝統とその意志は過去から現在へと受け継がれていることが分かります。