
出版元 扶桑社 著者 粉川 妙 価格1300円+税
今日はイタリアに思いを寄せつつ、先週から何回も読み続けている本を紹介したいと思います。
著者の粉川さんは大学を卒業後製薬会社に勤められ、その後イタリアのマルケ州のイエーズィという町にある『イタルクック』という料理学校を卒業され、イタリア各地のお店でイタリア料理を学んだ方です。
このイタルクックはイエーズィの町とスロー・フード・イタリアの共同プロジェクトの元に誕生した学校で、イタリア各州の郷土料理を学べる学校です。
本の内容ですが、地方料理や素材、またはその土地の独特の文化について書かれておりとても興味深い内容になっています。
私もイタリアに行きたいと、いつも思っていますが、この本を読んでみて何をするためにイタリアに行くのかが明確になってきたように思います。
イタリアの生活とスローフード、エスプレッソの文化が自分の中で1本の太い線になったとき、これから30年かけて行っていくビジョンが固まるような気がしています。
そんなきっかけを与えてくれる本でした。
写真も載っていますし、イタリアに興味のある方は1度ご覧になってみてください☆
またイタルクックの日本語HP(http://www.italcook.it/jp/home.php)も良かったら合わせてご覧ください。