
今日は、先日食べたアクアパッツァの味が忘れられずに作ってみました。アクアパッツァとは『狂った水』とか『暴れる水』などの意味があるそうです。イタリア料理の名前を日本語訳にすると、驚くようなものが多いと思います。ジェラードにエスプレッソをかけて食べるアッフォガートは『溺れる』とか『溺死』という意味があるそうです。
そんなうんちくは良いとして、本題に入りたいと思います。
日本で言えば煮物のように簡単に出来るので、ぜひ皆さんも作ってみてください。それではレシピを紹介します。
①白身魚 1匹
②塩、コショウ 適量
③オリーブオイル 適量
④ニンニク 1片
⑤赤唐辛子 2、3本
⑥貝 10個程度
⑦オリーブ 5個程度
⑧ドライトマト 2片
⑨白ワイン 300cc程度
⑩イタリアンパセリ 適量
使用品目は多いですが、①~⑤を一気に入れて⑥~⑨を一気に入れるだけで、最後に⑩を散らすだけです。
①魚のウロコと内蔵を取ります。

※せっかくなので、旬の白身魚を使いましょう!!今回は東京産のイサキです。
②切れ目を入れます。

※表と裏も同じようにします!!
③塩、コショウをします。

※塩はかなり少なくて良いです!!貝からの塩味が結構強いので!!
④貝を洗います。

※アサリ以上大きければムール貝でもハマグリでも構いません。今回はハマグリを使ってみました。
⑤オリーブオイルを多めにフライパンに入れて、種を取った唐辛子と潰したニンニクを入れます。香りが出たところで魚を入れます。

※ただ入れるだけです(笑)オイルを表面にも少し回してください。
⑥魚をひっくり返して、しばらくしたら残りの材料を一気に入れます。全部入れたら蓋をして、貝の口が開いたら少し煮詰めていきます。

※レシピの⑥~⑨番の順に入れていきます。全部一気に入れます(笑)
⑦魚だけ取り出して盛りつけ、残りの出汁にオリーブオイルを足して乳化させます。

※塩味のチェックを忘れずにしてください!!かなり濃厚になっているはずです。煮詰めすぎないように気をつけてください!!
⑧庭から取ってきたイタリアンパセリを刻みます。

※買うと量が多いので、栽培することをお勧めします♪プランターで簡単に育つので楽ですよ!!
⑨イタリアンパセリを散らして完成です。

とても簡単に出来るので、作ってみてください!!
ポイントは貝から出る塩味の予想が難しいところです。塩は最後に調整するつもりで、かなり弱めに使ったほうが良いと思います。
ちなみに魚が美味しいのはもちろんのこと、このソースの味がとても良いのです。残すのはもったいないので、パンにしっかりと吸わせて食べてください!!
もちろん切り身でも構いませんが、多人数で食べたり友人を呼ぶ時は、お頭付きのほうがインパクトがあって良いでしょう。いつもは塩焼きで食べてしまう方にも簡単に出来るオススメの調理法なので、ぜひ試してみてください!!