
販売元 新星出版社 著者 片岡 護 価格 各/1800円+税
今日は、定番の料理本を紹介します。多方面で活躍されるアルポルトの片岡シェフの本です。①と②に分かれていますが①は2000年2月15日に初版が発行され、②は2005年に初版が発行されています。驚くべきことに、僕が持っている①は2006年の3月15日に第28刷発行となっています。たった6年でこの増刷回数はイタリア料理の専門書としてはものすごいことだと思います。
内容も基本的なものから、本格的なものまで幅広く解説されており解りやすい内容になっています。それは片岡シェフが冒頭で書かれている『イタリア料理とは』という内容にそっていると思います。抜粋させて頂きますが『自分を見失わないこと。日本人のイタリア料理を作ることなんです。あるいは、言葉を変えればイタリア料理を借りて自分の料理を作っているということ。』とあります。とても解りやすい内容になっていることがうなずける一言です。手順も難しいところは写真付きで載っており気軽に作れると思います。
各1800円ですが、レシピも1冊で100種類を超えていることを考えると安い本だと思います。アンティパストからドルチェまで幅広くカバーしているので、ぜひご覧になってみてください!!