BAR GELATERIA ANTICA/Machida

今日はバール業態の中でも、ジェラートを売りにしたジェラテリアバールを紹介します。

このお店はワインやお菓子(ドルチェ)などを輸入し販売しているユーロインターナショナル社(http://www.euroint.co.jp/)が運営するバールです。最近はジェラートを販売するおしゃれなお店も増えていますが、ここは22年前に日本で初めて二子玉川でジェラテリアをオープンしたという歴史を持っています。長年愛される理由として僕は地域密着型で、とても気軽に利用できるのが要因だと思います。そしてアンティカのように何回通っても飽きないのは、美味しい味と気さくな店員さんがいるからなのではないでしょうか。そもそもバールというのは子供からお年寄りまで気軽に利用するところに意味があります。もちろんターゲットのような対象年齢などは無ければ無い程バールと言えるのです。誰でもちょっと甘い物を食べながらひと休みしたいではありませんか。それを受け入れることが出来る、数少ないジェラテリアバールと言えます。

もちろん立地もそうさせていると思います。僕は二子玉川と町田のお店に行ったことがありますが、どちらもデパートの地下にあり小さな子供からお年寄りまで気軽にジェラートを食べています。僕も含めて、味を選ぶ時はみんな楽しそうですし、何より店員さんが親切に試食させてくれたりします。この年齢層の広い風景はイタリアで見たものと同じです。買い物袋を持ちながら食べているシーンや、子供がはしゃぎながら食べるシーンもイタリアと同じです。男3人で食べていても違和感が無いのは、結構不思議な感じもしますがジェラートの良さは気取らず、みんな夢中になって食べるところだと思います。とにかく気さくな店員さんがジェラートを売りまくっているお店なので見ていても楽しめますし、他の人のジェラートに何度手を伸ばそうと思ったか分かりません(笑)

ジェラートの味も10種類以上もあり迷ってしまいます。イタリアの定番の味や季節のフルーツの味の他にも日本らしい味もあり、とても楽しめるのではないでしょうか。また二子玉川店だとナポリの美味しいお菓子も置いています。ババ(Baba)やスフォリアテッラ(Sfogliatelle)シチリアのカンノーリ(Cannoli)など色々と販売しています。エスプレッソもナポリのイッツォ(IZZO)の豆をレバー式のマシンを使って抽出してくれます。

気軽に美味しいジェラートを食べてひと休みしてから、買い物したり帰宅したり出来ると思います。あまりにも日常に溶け込んでいるのでバールと意識して利用しているかたの少なさが、逆にバールの雰囲気を醸し出しています。ぜひ、お近くの方は足を運んでみてください☆