
昨日のリモンチェッロ作りで残りました、レモンの実11個。
このまま捨てるのは心苦しいので、そのレモンを使ったジャムを作って食べながらリモンチェッロが出来上がるのを待とうではありませんか。イタリアでも残った実はジェラードなどに使うそうですが、今回は保存も利くジャムを作ろうと思います。
ちなみにジャムはイタリア語でMarmellata(マルメラータ)と言います。しかしこれは柑橘系のジャムのみを指しているようです。トマトやチェリーなどのジャムはConfettura(コンフィチューラ)と呼ぶようです。法律で何%果実を使うかで呼び名が変わったりもするようですが、今回は割愛させて頂きます。
早速ジャムのレシピを紹介します。
①レモン 10個~15個(リモンチェッロに使った個数による)
②果汁+水を合わせてた物 900cc(果汁が400ccなら水を500cc)
③グラニュー糖 600g
④蜂蜜 100g
①まずはレモンを半分に切り、スクィーザーで絞ります。

※種、果肉と果汁が分離するものを使うと便利ですが、無い場合は絞りきったらキッチンペーパーなどで濾してください。

※11個を半分にするので22回絞ります(汗) 結構な力仕事です!!

※絞りきった後です。皮を使うので、ぼろぼろになるまで絞らないように気をつけてください!!
②絞った皮の中にある筋(甘皮)をスプーンで取ります。

※こするようにして、はがれたら指ではがしてもOKです!

※結構簡単に取れます!!
③絞った果汁と皮の完成です。

④皮を5ミリ角に切ります。マーマレード状が好みならスライス状に切ってもかまいません。


※11個分切るとかなりの量になります!!
~ということで、実際は1日で作れるのですが長くなったのでブログでは2日間に分けたいと思います。今日は仕込みまで。明日は鍋に入れて煮込み始めるところからスタートです。リモンチェッロよりも、ジャムの方が手がかかってしまいました(笑)~

※ひと晩寝かせると、おいしいジャムが出来ましたが煮詰め具合が難しかったです。明日は、作った時の注意点をふまえながら、写真のようなおいしいジャムを皆さんにも作っていただきたいと思います。
→明日へ続く