~初めて作るリモンチェッロ~

今日は昨日の続きになります。写真を掲載しながら実際の手順を追っていきたいと思います。


まずはレシピのおさらいから。

①有機レモン  10~15個
②スピリタス・ウォッカ(96度) 500ml
→ちょうど1瓶500mlで売っています!!

約1週間後に・・

③グラニュー糖 500g
④水 750ml



①まずはレモンをよく洗います。

※このときに、ヘタは取ってしまいましょう。少し水につけても良いと思います。

②レモンの皮をピーラーを使ってむきます。

注意点~黄色い皮のみを使用すること。白い部分が入ると仕上がりが苦くなります!!
※包丁でもかまいませんが、薄くむくのは難しいと思います。意外な程、黄色い部分は薄いのです。ピーラーで1カキすると、すぐに白い部分が出てきます。ですのでピーラーを使用することをお勧めします。


※残り半分。結構疲れます(笑)


※やっと、むき終わりました(汗)この頃には、キッチンがレモンの香りに包まれます。なんともさわやかな感じです。手に着いたレモンの香りが、書いている今もしています(笑)


※今回は日本産のLサイズを11個使用しました。瓶に入っているのが11個分のレモンの皮になります。大きさにもよりますが10個は確実に必要だと思います。カリフォルニアだともう少し大きいので少なくても大丈夫かもしれませんが、日本産の方がレモン色というより黄色(色素が濃い)だったので選びました。一度は大きいイタリアのレモンで作ってみたいです・・

③スピリタス・ウォッカを注ぐ。

※注ぐそばから、色がうっすら出てきます!!


※今回は見た目でイメージしやすいように1Lの瓶で作りましたが、レモンの皮の色が移ってシロップを足す時には移し替えが必要になります。

④皮の色が移るまで寝かせます。

※この量で11個分です。色の出方を見ながら次回以降は調整しないといけないと思います。



いかがでしょうか??初めて作ってみたものの、ここまでは結構簡単に進みました。だいたいレモンを洗い始めてから1時間くらいでしょうか。今回は写真をクリックすると大きくなるようにしてありますので、量などはクリックして確認してみてください。皮をむく時だけ注意すれば、あとはお酒を入れるだけなので簡単に出来ます。

ここから、レモンの皮の色がお酒に移るまで1週間くらいだと思います。
完全にレモンが白くなってから皮をこします。水とグラニュー糖を煮てシロップを作り色の着いたお酒に入れます。来週には、最後の仕上げを写真付きで紹介したいと思いますので、もうしばらくお待ちください。

あと、残ったレモンですが・・
捨てるのは、とてももったいないです。せっかくなので、ついでにレモンジャムを作りました。明日はリモンチェッロと一緒に作れるレモンジャムを紹介したいと思います!!



僕の実家の目の前には緑の土手があります。近いうちにバジルやイタリアンパセリ、ローズマリーを植えて夏には料理に使おうと思います。ジェノベーゼペーストの作り方を自分で育てたバジルで紹介出来たらと思っています。

エスプレッソとは離れてしまっていますがイタリアの伝統的な飲み物として紹介させていただいています。また南に住むイタリア人の食生活にリモンチェッロやエスプレッソは切っても切れないのです。日本に定着しているパスタだけではなく、本当に美味しいイタリアの地方料理の食べ方。僕もまだまだ知らないことだらけですが、少しでも新しい発見を皆さんと一緒に共有できたらと思います。

ますます、イタリアに行きたくなった今日のリモンチェッロ作りでした。