Kihachi/Sagami-ono/Aglio Olio e Peperoncino

早い段階で書こうと思ってたのですが、なかなか書くタイミングを逃してまして。
そろそろ、エスプレッソの淹れかたやミルクフォーミングのコツ、デザインの作り方などなど。
本には実際書いてあるけれど、なかなか掴みづらいことも多いと思うので順番に書いていければと思います。
歴史などは結構細かく本に載っているので、それを噛み砕いて実践的な文章に出来たらと思います。
そして、お店でエスプレッソを飲むときなどに役に立つことだけをまとめられればと思います。
実際、儀式みたいになりがちなコーヒーですが、もっと気軽に、もっと美味しく、もっと楽しく飲む物です。

ちょっとしたカッコのつけかたさえ知ってれば、今日からあなたもエスプレッソ通に!!
という、簡単なテーマで進んでいきたいと思います(笑)


簡潔に入店してから、飲んで、帰るまでを順番に行くと。
①入店する。カウンターがあれば前に立つ。

②バリスタが聞いてきたら『エスプレッソ』と頼む。(カフェでも通じるが、たまに通じないバリスタもいるので念のために)このとき『シングル』とか『ソロ』とか聞かれたら『はい』とか答えれば良い。

③30秒くらいで出てくるので、砂糖を7g位入れる。大きさにもよるがスプーンですくって2杯半位が目安。

④3口程で飲み干し、カップの底に溜まっているカラメル状の砂糖をなめる。

⑤最後に水は飲まない。(口の中の香りが損なわれるため)とは言うが、好みでかまわない。
だいたい5分以内の滞在。話が弾む場合は別ですが・・

⑤会計をして、一声かけてお店を出る。会計はエスプレッソ提供時に払えるところも多いので、小銭はポケットに入れとくと良い。


例えば、席に座る場合などはカフェ・ラッテやドッピォ(ダブルエスプレッソ)を頼むと良いと思います。
エスプレッソのソロは品質がすぐに変わるので、その場で飲むのが一番美味しいし、ぬるくなったものは香りが損なわれます。
カプチーノは朝しか飲まないのがイタリア流で、昼以降飲むのはイタリアでは子供だけのようです。

なんだか色々な決まりがあるようですが、美味しい飲み方というのはとにかく

『出てきたら、砂糖たっぷりいれて、サッと飲む』

これに限ります。そして会話を楽しむもよし、外を眺めるもよし。
僕が最近よく行く相模大野のil Giocatore!!はたった100円で幸せな気持ちになります。
気分転換というか、忙しい日本人にとっては良い飲み物だと思うのですがいかがでしょうか??

ブレンドを短い時間で飲むとお腹がタプタプになりますが、そんなこともありません。

『けど、苦いし、少ないし・・』

という方には、カフェ・マッキアートを。これは30cc前後のエスプレッソにミルクを少しいれたものです。まだ苦いかたは、カフェラッテを。カウンターで飲んでも問題ありません。エスプレッソ以外は明日にでもまた詳しく書くことにします。

きっかけが無い方は、まずイタリア系チェーン店で飲んでみてください。
本当に味を知りたいなら、けっして紙コップで提供されるお店で飲んではいけません。本当の味がわからなくなります。エスプレッソ表面の泡(クレマ)には800種類といわれるほどの香りの成分が含まれています。それが紙コップだと口に入る前に側面にへばりついてしまい香りが損なわれます。ですから熱いカップで提供してくれるお店で試しましょう。シアトル系のお店でも頼めばカップでサービスしてくれますが、スプーンが無いところが多いので・・


何か、わからないことがあれば質問してください!!

明日は、なぜイタリア人はエスプレッソが飲めるようになるのかなど書きたいと思います。
→明日へ続く