
Simpatica/Tama-Plaza/Fideua(パスタのパエリア)
スペインに着いたのは7月上旬。予想通りアンダルシアに向かっていくと、どんどん気温が上がっていきます。セビージャは40度近い気温になっており、ぐったりとしていました。
ちょうどバケーションの本格的なシーズンが近いということもあり、人はとても多かったと思います。
人の多さと熱さに負けて、ボーっとしていると警察官に止められました。薬物中毒者と勘違いされたようです。そのくらい暑く感じたのですが、乾燥している為か日陰に入ると涼しくも感じます。
しかし・・
それがまさに油断というもので、免疫ゼロの日本人丸出しで座っていたので、勝手に靴を磨かれ、お金を要求されました。これまたカルチャーショックというか、馬鹿な日本人丸出しというか。みなさんはこのようなことは無いと思いますが、そんな人もいるのです。
約1泊分のホテル代くらいの金額を取られて、悲しい気持ちで宿に戻りました。
宿につくとロビーを掃除をしていたオーナーの娘と思われる子に『こんなことがあったよ~』と伝えると、父親が飛んできて『財布は持つな!必要な最低限のお金を裸でポケットに入れておくんだぞ!』と身振り手振りで教えてくれました。それ以来、日本でもお金はあまり持ち歩いていません。ただ無いだけと言うのもありますが・・
泊まっていたところは安宿でしたが、家族経営でアットホームな雰囲気があり、皆さんとても親身になって聞いてくれたことをよく憶えています。おかげでこの後も色々ありましたが、無事に切り抜けることが出来ました。勉強代としては安かったのかもしれません。
この街でもBarで食事を済ます毎日でした。
相変わらず写真のメニューを指差す日々で、メニューを後で調べたら鶏ではなく鳩だったりと、まぁなんとも言えない感じでしたが・・
セビージャに3、4日滞在して、予定外でしたがマドリードに一度戻り、次にバレンシアに向かうのでした。
→明日へ続く