caffe Vita/Seattleシアトルの例を挙げてみれば、本が山ほど置いてある店、ベスパ好きのオーナーが本物のバイクを店内に置いている店、パン屋を併設している店、テイクアウト専門の店、オーガニックの材料を使っているお店、店内でローストした豆を使っている店、etc・・それぞれに個性がはっきりしている。そしてWiFiの導入率がとても高い。パソコンを持ち込み仕事や勉強している光景をよく目にした。
チェーン店が多い中で個人店のそれぞれに固定のお客様が毎日来店している印象が強い。
もちろんスターバックスもタリーズも多くのお客様で賑わっている。生豆の生産者を守るフェアトレードのコーヒー豆を全面に押し出していた。
またシアトルのカフェの多くはで店内で豆をローストしているVitaやVivaceのコーヒー豆を使用している。これは興味深く、 地元でローストした豆を地元のお店が使うというのはイタリアではよく見られる。シアトルにはシアトルの地元に根付いたテイストがあると感じた。イタリアのようにバンコでエスプレッソというスタイルは自分が見た限りシアトルには無かったが、それがシアトルでの答えだったのだろうと思う。今回の旅は、日本で感じていたシアトルスタイルのイメージが覆され、松田公太氏が感じた感動の理由が少しだけかもしれないがわかった気がした。そして改めて日本に伝え、根付かせる難しさも感じた。これからも色々な国のコーヒー文化を見ていきたい。自分の目で見て感じたものを伝えていく決意をした貴重な時間となった。
長い文章を何日にもまたぎながら読んでいただいた方、ありがとうございます。本日HOTERESに行ってきました。エスプレッソマシーンのブースでは熱くエスプレッソを伝える多くのバリスタがいました。その話は次回にでも。