親父の事を思い出して遅ればせのホワイトデーon親父の誕生日 | 遠藤 猛のブログ

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仕事の合間に少し休憩をとった。

ホントに疲れた!ハードスケジュール!休みをくれ!

そう思いながら、買ったパンと饅頭を取り出し空を見上げた。


パンを食べ終わり、さてと饅頭も食べようか、どうしようか?と思いながらも、なんとなく一口食べてしまった。

そこで「あー、今俺は自分の事しか考えてないなー」と思い、情けなくなってきた。

なんか、同じ事考えた事、以前にもあったな!
そう、30代前半の独身の頃のあの日!

自分はあの日、過密スケジュールの中強行して岐阜と三重の出張に行った。無休で働き続ける中、疲労困ぱいながらも無理に詰め込んだスケジュールをこなし、成果もあげた。

遅い時間に乗りたい新幹線に乗ろうと名古屋駅に急ぐ。スケジュールが押し昼食抜きだった。名古屋駅で大慌てで弁当を買い、なりふり構わず新幹線に飛び乗った。自分の席に座り弁当をかきこみながら思った。

この小一時間、俺は自分の事しか見えてなかった。ひょっとして名古屋駅で人とぶつかったりしたかも。でもなりふり構わず、新幹線に飛び乗り食う事しか考えなかった・・・

情け無い!

世の中には、自分の事よりも家族や友人、他人の為に心を配る人が山ほどいる。それに比べて俺は何だ?

俺はクズだ!

すると、高校を卒業して数年後の親父の事を思い出した。

あの日、確か親父は福島出張から家に帰ってきた。それも、朝8時頃。

何時に福島出たの?と思った。

「土産だ」と言って持って帰ってきたのが新幹線の中で買ったサンドイッチ1つ。

母が「新幹線の中で何か食べたの?」と母が聞くと「食べてない」と言った。
真偽は不明だが、その時の驚きは今でも覚えてる。「父親として、1日家を空けたからには手ぶらで帰らない」という家族への想いを強く感じた。
それが勘違いかどうかは判らない。でも、自分にはそういう事だと今でも信じてる。

あの頃の親父の年齢は・・・今の自分より下だ!

それに引き換え今の俺は・・・、更に20年前から何の進歩もしてない!

クズだ!クズだ!呆れる!

本来なら今目の前に有る饅頭を食べないで妻に持って帰るべきでなかったか?「こんな物!」と思われようが「一緒に食べようか?」と持って帰るべきだった!

とことん自分に呆れながらトイレで用を足してると

しかし、ホントに久々に親父の事思い出したな。
あれ?今日は3月18日・・・あれあれ!親父の誕生日だ!

ハッピーバースデー!

そうだ!妻に何か買っていこう。
ホワイトデーは妻はお出かけで、その後自分が秩父に2泊だったから、遅ればせのホワイトデーだ。

と言って買ったのが、レパートリー不足ゆえこれ。


まあ、許してくれ!
と言って久々に自宅の冷蔵庫を開けると既にコレが!


まあ、仲良く納豆食べましょう!

妻は風邪でダウン。

ゆっくりしてください。

明日は早起きして洗濯しましょう。

親父のお陰で明日は家事も仕事も頑張れる!