今日も、ご覧を頂きましてありがとう

ございます。

 

今までも、後継者のみなさんに色々

なお話しをしてきましたが、今日は

少々、ディープな内容になるかもし

れませんが、私の経験から、特に

大事な話をします!

 

後継者のみなさんの会社に身内

方はいらっしゃいますか?

 

私は、一人っ子ですので、兄弟とか

はいなかったのですが、専務常務

という立場で叔父さんがいました。

 

先代からの、専務と常務ですので、

当然、私より、会社の歴史について

は知っています。

 

特に、私の場合、父である、先代社

長が急逝でしたので、知らない事が

多かったので、何かと相談をしてい

ましたし、信頼もしていました。

 

そして、身内は、会社が良い状態に

ある時には、今までの繋がりがある

わけですから強さを発揮します。

 

た・だ・し・・・

一旦、会社が傾き、信頼関係が壊

れると、身内は自分の保身に走り

ます。

(これは、お互いに言い分があると

思いますが、信頼関係が壊れるま

でに色々な問題が起きます)

そして、身内は、だいたい、会社でも

良いポストにいる事が多いです。

その為、顧客、仕入先との独自の人

間関係を持っています。

なので、独立に向けても色々な準備

もできるわけです。

私は、それをやられました・・・・

 

そして、その中でも、私として、一番

反省するのは・・

それは・・・・「退職金」についてです。

 

私は、先代社長が急逝でしたの、そ

ういう事について、全く話ができてい

ませんでした。

その為、先代社長とは、こういう約束

だったと言われ、大きな金額を支払

いました。

(当時は、すでに、資金繰りは厳しい

状態にありましたが、後々、ごちゃごち

ゃと言われたくない思いもあり、払っ

いましたが、こちらも良い思いはしま

せん)

 

なので、身内の古参幹部に対する「退

職金」については、先代社長後継者

身内の幹部3者同席、話をして決

めてください。

お金の事だけに、ここが、こじれてしま

うと、本当にややこしくなります。

~私が経験しましたから・・・・

(先代社長と後継者の間だけで決め

ても遺恨が残る可能性があります)

 

必ず、3者で!それも、先代社長が元

気なうちにです。この先代社長の存在

・・大事です!

退職金規定があったとしても、必ず3

者で確認を含めて取り決めをしてく

ださい。

支払う約束をしていても、その時の状

況によっては、減額等もあることもキ

チンと話しをしてください。

できれば、書面で残すことをお勧めし

ます。

詳しくは、顧問税理士顧問弁護士

に相談をされてください。

用心に越したことはありません!

 

私は、決して、身内が悪いと言ってい

るわけではありません。

身内は、先程も書きましたが、心強い

存在にもなります。

 

ただ、一旦、こじれると、身内だけに

ややこしくなり、悪影響を及ぼします

ので・・・

 

私のような目に合わないためにも

是非、身内の古参の幹部の「退職

金」について、後継者もですが、

代社長もキチンと考えてください。

(言わなくても解るやろう・・・と考え

るのだけは止めてください!)