息子が通う小学校の児童数は、平成28年度は74人です。
オイラとオイラの母ちゃんが卒業しました。
今年で、創立94年になります。
実は、息子が入学前に、小学校の合併問題がありました。
西俣校区には、6つの町内会があるのですが、反対署名運動が起きていました。
オイラは、「児童数が少なくなれば、合併も仕方ないよな」、と考えていました。
息子が入学して、PTA活動等をする中で、考え方が変わりました。
100人前後の小規模校は、存続させないといけない、という気持ちになりました。
息子が、楽しく小学校生活を送れるのは、小規模校という事が大きいと感じたからです。
校区内にある6つの町内会、どこも高齢化が進んでいます。
それぞれの町内会では、若い方の意見は、通りません。
当然のように、高齢者を中心とした活動が主になってきます。
去年、それぞれの町内会ではなく、西俣校区を一つと考えて壮青年部を作ろう、という話が盛り上がりました。
西俣校区として特色のある活動をして、校区外からも児童を呼び込み、100人前後の小規模校として西俣小学校を存続させよう、という目的です。
自分の子どもが小学校を卒業したら、一生懸命に活動していた方が、小学校とかかわる機会が減ることも、問題だなと考えていました。
残念なことに、活動を始める段階になって、オイラは再手術が決まってしまいました。
体調が回復してから、再び一緒に活動するという事で、身を引きました。
その後、N会長や、E事務局長らが中心となり、名称決定や各種活動が始まりました。
名称は、西俣もりあげ隊壮青年部、です。
通称、にぃま隊、です。
昨日、にぃま隊の主催で、『西俣どろリンピック&ふれあいチャリティバザー』、の第1回が開催されました。
オイラの息子を含めて、喜んで走り回る子どもたち、見ているだけで楽しくなります。
にぃま隊のTシャツを着て頑張る隊員、何もできない自分はちょっと複雑な気持ちにもなりました。
ケガや大きな事故もなく、無事に終了しました。
「大盛況でしたね」、N会長に声を掛けました。
「早く帰ってきてくださいね」、有り難い言葉もいただきました。
片付けを途中まで手伝って、帰りました。
今の状況を与えてくださった神様が、オイラに何を言わんかとしているか、少しわかったような気がします。
オイラに足らないもの、無いものを学びなさい、と言っていると受け止めています。
まだ、ボヤッとしか見えてはいませんが…。
昨日の夕方、国語辞典を見ていた息子が言いました。
「父ちゃん、50歳は自分が何をすればいいかを考える年なんだって」
そうだな、50にして天命を知る、だからな。
一生懸命に活動するにぃま隊の仲間を見て、力をもらいました。
焦らず、慌てず、諦めず、歩を進めていきます。
谷が深いほど、頂上は高い!
ありがとう!