最近知ったのですが、人は人生の後半で急激に脳が衰える時期が3つほどあるそうで、その最初が57歳前後だそうです。

 最近とんとブログが書けなくなったのもこのせいかもと思った次第です。そろそろブログも引退かもしれません。

 とはいえ今日読んだところはすごく良かったので書くことにしました。

「地上生活の目的はいたって簡単なことです。死後に待ち受ける次の生活にそなえて、本来のあなたであるところの霊性を強固にすることです。身支度を整えるのです。開発するのです。となると、良いことも悪いことも、明るいことも暗いことも、長所も短所も、愛も憎しみも、健康も病気も、そのほかありとあらゆることがあなたの受け止め方一つで、あなたの霊性の成長の糧となることがおわかりでしょう。」(「THE SPIRIT SPEAKS」5章)

 なるほど、どんな嫌なこともそれで霊性をきたえるためであるとわかれば、向かっていけますね。昔だったらきっと逃げ出したであろうことでも。

 選挙が近づき立候補者は問題解決のための方策をそれぞれ主張していますが、どんな問題解決のためにも押さえておくべき基本があります。

「肉体こそ自分である、今生きている地上世界こそ実在の世界であると思い込み、実際は地上世界は影であり、肉体はより大きな霊的自我の道具に過ぎないことを否定することは、いたって簡単なことです。刻々と移りゆく日常生活の中にあって正しい視野を失わず、問題の一つ一つを霊的知識に照らしてみることを忘れなければ、どんなにか事がラクにおさまるだろうにと思うのですが…残念ながら現実はそうではありません。」(「THE SPIRIT SPEAKS」4章)

 霊的存在としての自分はその問題をどうとらえるべきなのか。表面的に原因を解消したり排除したり刹那的に解決を求めるまえに忘れてならないのは愛なのですが。それが恥ずかしいなら思いやりとか敬意とか理解しあうとかそういったことでもいいと思うのですが、そこのところがすべての基本なのです。



AIが発達してくるとそれをまるで友人のように捉えたり更にはメンターのように恭しく迎えたりというようなこともあり得るでしょうが、見てくれがどのようであっても、それはけっして霊界との仲立ちになるわけではありません。

「わたしたち(霊媒)が使用する用語には、それをどう定義するかという問題があることをまず知っていただかねばなりません。おっしゃるとおり神、わたしのいう大霊は完全です。(

中略)ですが、これは必ずしも物質的形態をとおして完全な形で表現されてはいません。だからこそ無限の時間をかけて絶え間ない進化の過程を経なければならないのです。(中略)その進化の過程においてあなたが手にされる霊的啓示は、あなたが到達した段階にふさわしいものでしかありません。」霊媒は聞き手(あなた)の進化の段階に応じて理解できる言葉を使います。霊的進化は物的に機械で測り知ることはできません。また機械(AI)が霊的に進化することもないでしょう。

「そもそも何のために我々がこうして霊界から通信を送るのかという、その動機を理解していただかねばなりません。それは、何よりもまず”愛”に発しているのです。(中略)愛こそがすべてのカギです。たとえ完全でなくても、何らかの交信がある方が、何も無いよりはいいでしょう。それが愛の発現の場を提供することになるからです。しかし、それを機械によって行うとなると、どう工夫したところで、その愛の要素が除去されてしまいます。」霊媒現象は霊媒自身も含めてすべての関係者にとって愛の発現の場となるように目論まれるものなので、そこに機械(非生物)が入ると成立しなくなるのです。

 とはいえ今でもAIを使えば霊言ライブラリーを開設し、Q&Aで回答を受け取ることはできるでしょう。さらに遠い未来にもしも現在の有機的生命に代わってAIを搭載した無機的生命が出現するようになれば、霊媒AIも登場するかもしれません。

 しかしそんなことを空想する暇があったらもっと先に片付けなければならない問題が山積みです。

(「THE SPIRIT SPEAKS」3章)