こんばんは。
今日は遅くにブログを書きます。
お久しぶりな感じですね。
最近は春になり、普通だったら
「冬が終わったー!」って感じで暖かいからテンション上がるんだけど、コロナウイルスがね…
少しでも早く落ち着いてくれればいいんだけど。
マスクは必須です。
はい、そんな感じで久々のブログをスタートしました。
今日はタイトルにある嘔吐恐怖症というパニック障害についてお話したいと思います。
僕のことを知っている皆様はご存知かと思いますが、僕は昔、精神的な病にかかっていました。
それが嘔吐恐怖症というパニック障害の一種です。
嘔吐恐怖症とは?
そのままの通り、嘔吐する恐怖で食事が出来なくなってしまうこと。
食事をしたら嘔吐してしまうと思い込んでしまうこと。
そういった意味です。
僕がこれにかかってしまったきっかけは色々あると思います。
思い当たるのは外食をしたときに嘔吐してしまったことがあり、それから全く食事が出来なくなってしまったことがありました。
食べられたとしても全部嘔吐してしまうという…
それが小学2年生くらいだったかな?
その時は幼かったからまだ何が起こってたのかも理解できてなかったです。
色々と波が激しい中、自宅では食事ができるようになりました。
それから友人の誘いでミニバスケットボールを始めてから自然とその病気とおさらばしていて、気がついたら治ってたのです。
そんな感じで楽しい時間を過ごしていたある日…
中学3年生の時でした。
給食を食べ終え、その後に長距離走をやりました。
無理をしすぎて嘔吐してしまったのです。
その時は何も感じず平気でした。
ですが、次の日になって給食の時間になると、あの小学生の頃の記憶がよみがえり、訳もわからず気持ち悪くなり、嘔吐してしまったのです。
再発です。
その時、僕の頭には
「運動したら吐く」という言葉が頭のなかでいっぱいで、勝手に不安になって運動も出来なくなってしまいました。
それから僕は学校も続けて休む時期が増えました。
小学生の頃と比べて、心は成長しています。
大人になることは、悩むことも増えるということです。
だから深く色々と考えてしまい、かなり心にダメージがありました。
運動はなんとか出来るようになってきましたが、克服できないまま、そのまま高校はバスケの推薦で入り、半年でバスケ部は退部しました。
それからイジメにあったり、体調も優れない日が続いたり、軽く不登校になったりもしました。
この時、僕は「なんで自分が?」とか「もうダメだ」とか、ネガティブな気持ちになってしまうことは多かったけど、でも人生強く生きることを諦めたくないという気持ちが何故かあったのです。
それはなんでか
僕は常に大きな夢を持っていました。
バスケをやっていたころはプロバスケットボール。
音楽を初めてからはプロミュージシャン。
その夢と向き合い、自分はこのままじゃいけないと無意識に思っていたんだと思います。
だから辛いことがあっても逃げずにいました。
元に戻りたいと強く願ってました。
立ち向かいたいという気持ちが僕の心を動かしたのかもしれない。
そう思うことで常に行動できた。
だから僕は少しずつポジティブに考えられるようになってきて
例えだけど
「今日もダメだ、どうせ明日もこの先もダメなんだ。」
と決めつけず
「今日はダメだったけど、明日は絶対成功させてやる。」
と思い続けるようにしていました。
まずは普通の人と同じように生活できるくらいにまでなれれば、あとは少しずつ克服していくだけです。
そこが難しいって思う人もいるんですけどね…
それから音楽という道に進み
20代半ばくらいになったころ
最初に言ってしまいますが、気がついたら克服出来ていました。
克服できるまでどんな感じだったか。
出来るだけ自分が楽しいと思えることをやったりしていました。
それは引きこもって閉じこもってやることではなく、出来るだけ外に出るようにしました。
嘔吐恐怖症って周りにいる人たちの目が怖く感じて、「吐いたらどうしよう」って勝手に思って不安になってしまうこともあります。
その周りのことも気にならないくらいになるため、外で動き回ったりしてました。
あとは信用出来る人と外食を試したりもしましたね。
何度も何度も繰り返しまくって。
とにかく精神的な病というのは、環境に慣れることが大事。
そして当時バイトもしてたのですが、夜勤をやると悪化してました。
だから昼間に動いて、夜に寝るという生活習慣を整えてサイクルを作ることで、体調もよくなりました。
悪い生活習慣を送っている人は、まずはそこを整えることが大事です。
僕は今は何も気にせずに楽しく生きています。
共感者を求めているのではなく、こんな辛い経験をした人が、沢山の人の前で歌ったり、堂々と話したりすることが出来ているということを、同じ経験をしている人に届いて欲しいと思っています。
それでその人に少しでも前を向く自信を持って欲しいと思ってお伝えしているのです。
ここからは、僕が思う注意点。
今はネット環境が便利になっていて、SNSというのが流行ってますよね。
そのSNSの使い方を間違えてしまっている人が多いです。
その中で僕が最もやめたほうがいいと思うのが
「共感者を求めること」
これは本当に良くないと思います。
これを僕は「ネット依存」と思っています。
自分と同じような人を見つける、これは別に悪くないと思いますが、そこから抜け出せなくなる場合があります。
自分だけじゃないというそこでの安心感は感じるかもしれないですが、それが逆に穴にハマっている状態になってしまうこと。
僕が思うことは、家に引きこもり、ネットの中がもう一つの家なのかと感じます。
家の中でさらに家(ネット)に引きこもる状態っていうのは、気がつかないうちにどんどん悪い方向へ進んでいきます。
少しずつネットから離れる意識を持つことが、外の環境に慣れる近道になるかもしれないです。
とりあえず、こんな感じで今日は終わります。
嘔吐恐怖症について少しは伝わったかな。
ちょっと不安だけど^^;
僕はミュージシャンとして、こんなことが何もなかったかのように、ガッツリ活動してます!
それは日々考えながら、自分はどうすればいいのか、意思を強く持ち、環境に慣れるということを目標にコツコツ頑張ってきたのが結果に出てるんだと思います。
皆、大丈夫。
うつ病は絶対克服できる。
時間は何年かかっても大丈夫。
あ、最後に
自分のことを大好きになりましょう。
これだけで意識が変わります。
以上、読んで下さりありがとうございました。
工藤拓也