「なぜ?どうして?日々疑問をもってそのままにしないで勉強しなさい!」


新人指導でよく使う言葉
今の時期は言ったり言われたり、よく使われている。


例えば
高カリウム血症を勉強するなら多岐にわたる。
カリウムの正常値や 心電図の特徴や治療法など知識量は多く費やす時間も想像以上に要する。
カリウムが心臓の細胞に及ぼす影響について脱分極など細かく調べたらきりがない。


現場では

先輩「カリウム製剤の投与は注意して!心停止を起こす危険性があるから」

新人「わかりました。でもどうして心停止を起こすんですか?」

その場で
図を書いてイオンと活動電位の関係説明からテント状T波まで細かく丁寧な指導方法が適切だとは思えない。

病棟で使われている輸液製剤のカリウムの値を実際に見て特徴を確認した方が臨床的で効果のある指導方法だと思う。

いつまでも忘れない教しえてもらわなかったら気づかない知識になるかもしれない。

でもそれは新人の質問、心停止のメカニズムには答えていない。

それより心停止を起こした時の対処方法を教えた方が意味がある。

それから細かい知識の補充をしたらいい。

大まかに全体像を把握してからミクロ方向へ進めた方が、時に効率的なアプローチになると思う。

ミクロから始めると確実に苦しくなってくる。


患者さんの細胞だけを治療しているわけじゃない。だけど患者さんは細胞でできている。だから細胞のことも学ばないといけない。


効果的で効率的な勉強方や指導方法を求めるのも一つの技術。
しかしそれでも時間と体力は奪われる。


勉強する姿勢に否定的な側面はある。
しかし勉強しないことを肯定はしない。
ノートに高カリウム血症のことをびっしり書いてきても先輩が心電図の知識をひけらかすのもあまり評価できない。

医学の網羅系的な側面をフォローできないと足元をすくわれる。

ミスしたことに気づかないこともある。

知らないことを知っているなら答えれないことに何か思う。


潰れたのか
潰されたのか
潰れないのか
わからないが
何かに気づけた時には時間が過ぎていて
そういった性質を常に持ち続ける。


「なぜ?どうして?日々疑問をもってそのままにしないで勉強しなさい!」

悪いとは言えないが良いとも言えない言葉だと思う。