最初は反対でしたがよく考えてみると必要ではないかなと思います。
特定看護師とは医師にしかできなかった業務ができる資格です。挿管や傷の縫合とか薬剤の処方や検査のオーダーなどが看護師でもできるように法律で認めようと。
アメリカでは似たような資格が昔からあるそうで。日本でも導入しようと動き出しています。当然というか反対する意見もあるようなんですが確かにメリットがないとつくる必要性はないかなと思います。患者さんにとってのメリット。医師にとってのメリット。看護師にとってのメリット。メリットがデメリットを上回る必要があります。
患者さんにとってのメリットは治療が迅速に受けられることだと思います。例えば発熱が出た時にいちいち医師の指示をもらう手間がなく解熱剤を飲めます。また傷も医師を待たずに早く縫合できると思います。また人工呼吸器をつないでる患者さんの呼吸状態が変化した時は迅速に適切な設定へ変更できるますし急変時の挿管も迅速に対応できると思います。医師の指示や処置を待っている時間がない事例もよく経験します。人数も多く常に患者さんの側にいる看護師だからこそ迅速な対応ができます。これは患者さんにとってメリットだと思います。
しかし「看護師が挿管や処方などを行って危険ではないのか?」「患者さんも看護師より医師に治療してもらったほうが安心ではないか?」確かにその問題はあります。挿管の問題というと救命救急士が法律で認められる前から挿管をしていてイロイロあって社会に認められる結果を辿りました。当時問題になったころテレビのインタビューで「患者さんの命を助けたいから挿管は必要だと」救急救命士の方が語っていました。果たして救えたのでしょうか?食道挿管とかしていないのか心配になります。『患者さんの命を救いたい』という言葉は医療者の建て前でありながら本質でないといけない言葉なので…あえて口に出すのは…。少し話しが脱線しましたが看護師が挿管できるように認められたとしても、挿管しなくても良いと思います。むしろ挿管の必要性を判断する力を養うことが重要だと思います。いきなり呼吸停止を起こす患者さんはあまりいません。だいたい前兆があります。それを見逃さず適切な処置をすることで挿管しなくても済むかもしれません。「急変した」といいますが前兆を見逃して騒いでるパターンが多すぎます。これは初療ではなく入院している患者さんをみる病棟看護師に限ったことですが。