「美容で空腹を満たすことはできないけど心に色を塗ることができる。」
3年前の震災で大きな被害を受けた美容院の経営者の方が仰っていた言葉です。
「美容で空腹を満たすことができない。」
3年前、恐らく多くの美容師はこの現実を痛感したと思います。僕自身もそうです。
そして、この部分が美容師の社会的地位の現実だと思っています。
この部分に薄々感づいているから、美容師に真剣になれない人が多くて離職率が他の仕事に比べ圧倒的に高いんだと思います。
「心に色を塗ることができる。」
たとえば落ち込んだときでも、自分の髪や爪がキレイだったらそれだけでハッピーな気持ちになれる。
大きな被害から立ち直って復興に尽力されているこの方の言葉は、今までの迷いを断ち切るには十分過ぎるほど力強い言葉でした。
キレイになる喜び、リラックスできる喜び…僕らにしか出来ないコトが誰かの心を満たしていく。
そして、それは自分達が思うよりも大きな幸せを作っているのかもしれない。
だから何処までも頑張れる。
絵空事かもしれません。
それでも1人でも多くの人の心に素敵な色を塗っていきたい。生意気なことかもしれないし、今は口だけかもしれないけどこの部分だけはブレたくないです。
結局、美容師の真髄はそこにしかないのかなってこの言葉で気付かされました。
余計なことごちゃごちゃ考えたりしないでこの原点をいつまでも大事にしていたいです。
余計なことごちゃごちゃ考えたりしないでこの原点をいつまでも大事にしていたいです。