ブログのほうになります | zect PLUS staff blog/木村 隆宏のブログ

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横浜・戸部の美容院「zect PLUS」のトップスタイリスト「木村 隆宏」のブログです。


最近、新人の武田に敬語を教える機会がありました。

「カットのほうはいかがなさいますか」

「○○円のお返しになります

日常的に様々な場面、場所で使われる「~のほう」「~になります」という言葉ですが僕はこの使い方は間違った使い方だと教わりました。



「~のほう」は方角、方向を示す言葉、「~になります」は状態の変化を表す言葉だからこのような使い方は間違っているという認識でした。

でも、間違っているはずなのにあらゆる場面で飛び交うこの言葉を聞き入れているということは「正しい」日本語になっていいるのではないか?と思ってYahoo!で検索してみました。

すると面白い記事がありました(^ω^)



「~のほう」は、もともと騙し言葉であったという話です。

①「消防署から来ました」

②「消防署のほうから来ました」

なんとなく②が丁寧に感じられますが…

①は「消防署」から来たことが明確ですが、②は「消防署の近く」とか「消防署方面から来た」と、消防署から来た人でなくても当てはまる言葉なんです。



最初にこの言葉を使い始めたのは、訪問販売で「実際には消防署の人ではない」怪しい消火器を売りつける人達だったそうです。



そして「~になります」という言葉は、

「○○円のお返しでございます」

と言い切ってしまう前にワンクッション置いてから…

「貴方からお預かりした○○円とお会計の○○円を計算した結果、お釣りは○○円という結果になりました

と、結果に至るまでの道程を説明しなくてはいけないというニュアンスが含まれているのではないか?という記事でした。



どちらにも共通しているのは、「はっきりと言い切らないことで自分の身を守る言葉」であることです。

本当に無意識のうちに自己防衛をしなければいけないほど、信頼関係が薄い現実があるんだと思います。



だとしたらこの現実のほうが問題で、この言葉は現代社会では「在るべき姿」なのかもしれません。



と、かなり気合を入れたエントリですが僕は絶対に正しい日本語を使うべきだ!なんて言うほど詳しくありません。

ただなんでも、「間違っているからダメ」で押さえつけるのではなく今回のように疑問に思ったことを根本から見直したり、調べてみたりすることは新たな発見があって面白いなと思いました。

こうやって他人に教えたりするときは、自分も勉強して共にレベルアップしていきたいです(^ω^)