プサンの旅カウントダウン。そんな折り、「お前は韓国好きだから、これやるわ」と大先輩。1960~70年代の出版物でした。

 

 

写真手前は釜山市観光協会のミニ冊子。興味深いのは釜山市内の交通料金一覧。空港から釜山駅はバスだと20W(ウォン)、タクシーでも320Wです。

 

 

現在のレートだと、それぞれ26円、410円。安すぎる? どんでもありません。当時のレートは1ドル=360円=300Wでしたから。

 

 

懐かしい観光名所の写真もいろいろ。龍頭公園には釜山のランドマーク、釜山タワーはありません。色っぽいナイトライフの紹介も。

 

 

「週刊京郷」は1968年7月20日の発行。ほとんどハングル(漢字も少し)なので内容はよくわかりません。巻頭カラーグラビアは軍服姿の女性たち。

 

 

ビキニスタイルの女性も登場。運勢や新作映画紹介(たぶん武器よさらば)、連載小説や漫画も。ほぼ日本の週刊誌と内容は変わらないようです。

 

 

新聞は1975年7月18日発行。月ぎめ購読料は600W,一部売りは30W。一面トップは米宇宙船が大西洋上空で「結合」したこと(たぶん)。

 

 

最終面は日本と同じようなテレビ・ラジオ欄。当時はチャンネル数は三つ。放送時間も18:00~0:00の6時間だけのようです。

 

 

資料的価値はありそうですが、ハングルが読めない偏食大王には宝の持ち腐れ。なにか活用法があればいいのですが。オークションで売れる?