バルセロナ滞在6日目、日曜日だ。
日本と違いデパートやスーパー、個人商店もお休み。
そこで再び「VERTLA(ベルトラ)」のお世話になることにした。
「モンセラット観光、ワイナリー見学 1日ツアー」だ。
英語ガイド、ランチ付で1人64.55ユーロ(8391円)。
まずスペイン屈指のワイン産地ペネデスへ。
日本でも人気の「TORRES (トーレス)」社のワイナリーがある。
スペインは生産量世界3位のワイン大国(1位は伊、2位が仏)。
トーレス社は1870年に創立された。
ワイナリーはバルセロナ西50㎞、
広々としたブドウ畑に、いくつかの建物が点在している。
僕たちはトロッコバスで広大な敷地内を巡る。
収穫の終わったブドウ畑を一巡りした後、ワイン貯蔵庫へ。
何千樽? いや何万樽ものワイン樽に圧倒される。
さらに進むと、ワインの瓶詰エリア(全自動)。
その先にはワインボトルの巨大貯蔵庫が現れる。
あらためてトーレス社のワイナリーの大きさを実感する。
もちろん、すべて埃一つないクリーンルームだ。
いよいよ、お楽しみの試飲だ。
白と赤1種類ずつ、おつまみも用意されている。
どちらも日本では見かけないブランドだ。
ウサギさんとMちゃんは口を潤す程度、
僕は図々しく赤をお代り。それでも女性ソムリエは微笑みを忘れない。
スペイン版「お・も・て・な・し」か。
このワイン、テーブルに放置されている。
しかし、お代わりを自分で注いではいけない。ソムリエにお願いしよう。
ガイドによると、某国のツアーだと、すべてボトルは撤去するとか。
午前11時半、ワイナリー近くのレストランでランチだ。
テーブルにはパン、ポテトチップがあらかじめ用意されていた。
山盛りサラダに始まり、メインは牛肉の赤ワイン煮込み。
デザートもセットだ。
グラスワイン1杯(赤or白)がサービス。
ワイナリー訪問の後だから、ワインよりビールが良かったなあ。
この手のレストラン、「可もなく不可もあり」が多いが、
珍しく「牛肉の赤ワイン煮込み」は美味しかった。
さあ、次の観光地モンセラットに移動だ。