バル「ⅰRATⅰ(イラティ)」でピンチョスのランチ。
お腹は空いていたが、僕たち3人とも三つずつで我慢した。
バルセロナ名物のスイーツを食べるためだ。
「ⅰRATⅰ」から徒歩3、4分の「Peimisol」へ。
ジモティーに愛されているカフェ&スイーツショップだ。
名物スイーツとは「Xurros(チュロス)」と「Suis(スイソ)」。
チュロスは大雑把に言うと揚げパン。
スイソは生クリームをてんこ盛りしたホットチョコレート。
チュロスをホットチョコレートに漬けて食べるのが定番スタイル。
注文は伝票に書いてスタッフに手渡すスタイル。
スペイン語はおろか英語が話せなくてもOK。
僕は数字ではなく縦棒(|)を書いた。
スイソは三つ、チュロスは一つ。3人でシェアするつもり。
女性スタッフ「Suis tres(3)、Xurros uno(1)」とリピート。
よかった、注文が通じて。僕はホッと胸をなでおろす。
スイソは2.75ユーロ(357円)、
チュロスは3本セットで1.65ユーロ(214円)
物価の高いバルセロナではリーズナブル。
どちらも、すぐに届いた。
生クリームがすごい。エネレストのように盛り上がっている。
僕たち3人、顔を見合わせ、びっくりんこ。
女性スタッフ「Enjoy!」とニッコリ。
生クリームを食べても食べても、ホットチョコは顔を出さない。
かなり甘いホットチョコ。チュロスに漬けると、ほどよい甘さ。
「名物に美味しいものなし」と言うけれど、これは美味しい。
僕たちの満足度は1000%。お会計は9.9ユーロ(1287円)。
テーブルに10ユーロ札を置いて、僕たちは席を立った。