僕たちは南山韓屋村やNソウルタワー、東大門市場など人気観光地をスルー。

景福宮と比べ、ややマイナーな昌徳宮でツアーバスを降りた。

それはウサギさんの強い希望があったから。




昌徳宮は「チャングムの誓い」ロケ地の一つ。

世間常識にはうといウサギさんだが、自分の興味ある分野にはヤケに鋭いのだ。

今回の旅はウサギさんのアテンドに徹する僕、異論を挟む余地はない。


昌徳宮は豊臣秀吉による文禄・慶長の役(1592-1598)で灰燼に帰した。

1615年に再建され、1997年に世界遺産に登録された。

チケット代金は大人3000ウォン(330円)。





僕たちは正門・敦化門をくぐり宮殿内へ進む。

敦化門は1609年に再建、ソウルの宮殿に現存する最古の正門だ。

かつては2階に時を知らせる鐘と太鼓があったとされるが、現在は全く残っていない。


国立中央博物館もそうだが、ここも観光客はまばら。

MERS(中東呼吸器症候群)で外国人観光客は怖気ついているようだ。

空気感染はしないMERS。過剰反応ではなく、正しく怖れることは欠かせないが…。






甲高い某国語が聞こえない昌徳宮。

静寂で荘厳な雰囲気が味わえるのはうれしい・

仁政殿、宣政殿、煕政堂、誠正閣…。


広大な敷地に点在する歴史的建造物をぶらぶら見学。

再びツアーバスに乗り、青瓦台(大統領官邸)や景福宮を車窓から眺め、

終点(始発点)の光化門に戻る。ワンデーツアーはフィニッシュ。




 

さあ晩飯だ。どこで何を食べようかな。
「歩き疲れたからホテル近くにしよう」。ダダをこねるウサギさん。

じゃあブロ友さん一押し、明洞のあの店だ。ホテルから徒歩3分と便利がいい。

■気まぐれクイズ 子どもの入場料金は1500ウォン。下は満7歳ですが、上は何歳でしょうか?