ソウルシティツアーバスを使ってミーハーなスポットを巡る旅。

午前中に徳寿宮、戦争博物館を見学し、国立中央博物館にやって来た。

午後1時前、博物館に併設の韓国料理カフェでランチだ。


キムパ(韓国風海苔巻)とトッポギ。どちらも3万ウォン(330円)。

カウンターで注文し先払い。番号札をもらい、テーブル席で待機する。

料理が出来上がると、カウンターへ自ら取りにゆくスタイル。




ドリンクはスプライトLサイズ(2万ウォン=220円)。

水もセルフ。蒸留水らしきタンクがあったので、生水ではなさそう。

韓国の水道水は日本と同じ軟水だから、仮に生水としても問題はないだろう。


客は10人余り。

静かな店内に韓国語が響く。外国人観光客は僕たちだけのよう。

僕はキンパからつまむ。「美味しそうね」と言いながらトッポギを口に入れたウサギさん。




顔をしかめて「辛い!」と絶句。

「大げさなんだから」。ウサギさんをたしなめつつ、僕も1本つまむ。

いや~、この辛さは尋常ではないぞ。日本の韓国料理店の10倍、いや20倍は辛い。


そういえば注文の時、カウンターのお嬢さんが何やら話しかけてきた

韓国語なのでチンプンカンプン。「OK、OK」と僕はリピート。

たぶん「辛いけど大丈夫?」と聞いたに違いない。



このトッポギどうしよう。残したらニッポン男児の沽券にかかわる。

するとウサギさん、「コップの水で洗えば…」。人目を忍んでシャブシャブ。

カウンターのお嬢ちゃんゴメン。でも残すよりはいいかも。


キムパの切り方が大らか。

手前の1ピース、奥の2倍の厚さがあるのだ。

トータル11カット。いかにも中途半端。なぜなんだろう?




お口直しにコーヒーショップへ。
僕ホットコーヒー、ウサギさんホットティー(各3万ウォン=330円)。

予期せぬ失敗談に悔恨の念が募る。


豊かな緑に包まれた国立中央博物館。

爽やかな風が辛さに燃えた身体を優しく癒してくれる。

こんな時間に縛られない旅、僕が理想とする旅のスタイルだ。



気まぐれクイズ>国立中央博物館前の横断歩道です。白線が中央で途切れています。なぜでしょう?