チェンマイの旅、全スケジュールが終わった。

午後5時半、チェンマイ空港からバンコクを経由して帰国の途に就く。

食べ、飲み、歩き、観て…充実したチェンマイ8泊だった。


15時半、スリウォンホテルをレイトチェックアウト。

レイトチェックアウト代金は600バーツ(1920円)。

かなり痛いが、のんびりしたいし、出発前にシャワーも浴びたい。



フロント係ニムちゃんの顔がない。

同僚の男性スタッフに聞くと、きょうは公休とか。

あ~残念。いろいろ親切にしてくれたお礼が言いたかった。


僕はホテル前で「ソンテオ」をチャーター。

空港直行で80バーツ(256円)。乗り合いだと30バーツくらい。

貸し切りで空港直行だから、ぼられてはいないだろう。



ソンテオはあっちに寄り、こっちに寄り。お客を積んだり降ろしたり。

だから目的地への到着時間が読めない。10㎞の行程に1時間かかることもある。

急ぐときは高くついてもチャーターに限る。


僕は平凡な観光客だ。怪しいものは持っていない。

チェックイン、出国手続きもすいすいと進み、搭乗待合室へ。

ここにもお坊さん専用の待合室。さすが仏教国だ。





タイ航空TG115便は定刻にチェンマイ空港を離陸。

僕は飛行機の窓から、懐かしいチェンマイの市街地にサヨナラを告げる。

バンコクまでは1時間10分、国内線だが軽食サービスがある。


マフィンとジュース、コーヒーor紅茶。

国内線フライトだからか、アルコールサービスはない。

バンコク・スワンナプーム国際空港では4時間のトランジットタイム。



タイの通貨バーツをここで使い切らないといけない。

ジーンズのポケットをチェックすると、400バーツ(1260円)残っていた。

これなら晩飯とビールはいけるだろう。

僕は飲食店街をチェック。

しかし、どのレストランも一品300バーツ(990円)を超える。

タイの物価から考えると、べらぼうな値段だ。




やむなく韓国系のラーメン屋さんへ。

カツ丼は355バーツ。ビールは80バーツなので、バーツが足りない。

45バーツのペプシコーラで我慢する。


355バーツは1200円だ。チェンマイでは汁麺が10杯も食べられる。

日本のレストランでこの値段だと、閑古鳥が鳴くだろう。

しかも不味い。半分以上、残してしまった。



僕はフライト40分前に搭乗待合室へ。

すでに大勢の人。ベンチはすべて埋まっている。

さらに驚いたことが…。