僕は街歩きが大好きだ。
暮らしの息使いが感じながら、行き交う人々をウォッチする。
好奇心レーダーがビビビっと反応すれば、カメラを取り出し写真に収めておく。



そんな写真の中から、いくつか紹介しよう。
タイという国が身近に感じられたら幸いかなあ。
歓楽街ど真ん中のマイホテル。ナイトスポットはいろいろ。


健全なものも多いが、怪しいピンクの誘惑もある。
その一つがカラオケだ。日本のような「健全な」カラオケではない。
入り口そばにはカラフルな化粧をしたオネエサンたちがたむろ。


なぜカラオケにオネエサン? 

その仕組みを説明するのは恥ずかしい。

興味ある人はこちらをご覧ください(クリックしてね )。



君子、危うきに近寄らず。清廉潔白な僕には縁がない。

健全なカラオケやカラオケボックスも繁盛している。

「桜 SAKURA」も、その一つかな。


ちょっとヤバイのは「Shower Massage」。

看板は英語、日本語、中国、ハングルと多国籍だ。

なんと午前9時にオープン。


僕は寝起きにシャワーを浴びているから縁がない。

スポーツジムで鍛えているので、マッサージも必要ない。

どんな人が利用するのだろう。



暇人の僕、道路の反対側から観察することにした。

すぐに東洋系のおじさん2人組がやってきた。

彼らはどこの国の人なのか。


パワフルなおしゃべりが10mも離れた僕の耳にも届いた。

もちろんタイ語ではない。聞き覚えのある言語だ。

同胞として恥ずかしいような羨ましいような。


ホテルスタッフ・ペンちゃんの困惑ぶりを思い出した。

もちろん純粋に観光を楽しむ日本人がほとんどだろう。

僕は気まずい思いをかみしめながら、そそくさと立ち去った。



女子大学生は掘割をわたる涼風のように爽やかだ。

チェンマイでは長いストレートの髪、色白が美人の条件とか。

軟派な女子大生は制服のミニスカートを短くするのが流行っている。


大学生なのに制服なの? はい、制服はエリートの象徴。

学生・生徒だけじゃなく公務員も制服が自慢だ。

だから制服のままの通勤する人もいるそうだ。