真夏のホーチミン、炎天下の気温は40度を超える。
この暑さに、人間だけじゃなく、トイレも氷を欲しがるのか。
チューリップ(いわゆる男性用便器)に氷がどっさり。
僕は男性用トイレ2カ所で目撃した(女性用は不明)。
一つはクラッシュアイス、もう一つは大きい氷の塊り。
ご丁寧に、バケツに予備の氷も準備してあった。
それにしても、なぜトイレに氷?
しずくが氷に当たって、ジーンズに跳ね返ってくるし。
恥ずかしくて、ホテル・フロント嬢のキウちゃんに聞けませんでした。
バイクが行き交うドンコイ通りの歩道で、おじちゃんたちがボードゲームをが楽しんでいた。
どうやら中国象棋「シャンチ-」のベトナムバージョンのようだ。
「シンチャオ(こんんちは)」と僕は声をかけた。
おじちゃんたちは真剣な表情だ。
僕はカメラを取り出し、身ぶり手ぶりで「写真いいですか?」。
うなずくおじちゃんたち。僕は「カムオン(ありがとう)」と言いながらシャッターを切った。
ルールは分からないが、しばらく観戦、
熱戦は5分余り続き、左側のおじさんが勝利したようだ。
もちろん金銭や物品のやり取りはなかった。