外国で大変なのが、ちょこまちょこま街中で移動する時だ。バス、トラム(路面電車)、タクシー、乗り合いタクシー…移動手段はいろいろ。でも、ウズベク語がしゃべれない観光客はどうすればいいのか。

▼サマルカンドのタクシー。韓国メーカー「大宇」が現地生産
T上司ランチ漫遊

バスやトラム、これは使いづらい。
英語表記がないので、どこで降りたらいいのかさっぱり分からない。
となると観光客の頼りはタクシーだ。これが意外に厄介なのだ。

メーターがついていない。
観光客はボラれる確率が極めて高いだろう。
うかつに乗り込むと、痛い目にあいそう。じゃあ、どうすればいいのか。

▼乗り合いタクシー。路線は決まっているが、乗降はどこでもOK
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▼路線バス。ワンマンではなく、車掌も乗車している
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テルやターミナルにはタクシーがたむろしている。
でも、すぐに乗り込んではいけない。行き先を告げ、まずは料金交渉。
言葉の壁もあり、「定価」に慣れた日本人にはとても厄介なのだ。

まあ2~3ドルもあればOK。ボラれたとしても、大した金額ではない。
でも安々と妥協すると、日本人全体が甘く見られてしまう。
心を鬼にしても、きちんと交渉しなければならない。

▼赤信号でも平気で進むバスやタクシー
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首都タシケントには地下鉄も走っている。
3路線が東西南北、都心を貫くように走っている。
乗車料金は150スム(約15円)とベラボウに安い。

しかも、改札口を出ない限り、乗り放題だ。
自動販売機に硬貨を入れると、ジェトンと呼ばれるプラスチックのコインが出てくる。
これを自動改札機に入れると、回転式のバーが動いてホームに入れる。

▼幅20メートルもある大レリーフが飾られた地下鉄出入り口
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旧共産圏の地下鉄はどこも豪華だ。タシケントの地下鉄も例外ではない。
宮殿を思わせる豪奢な大理石造り、壁には精密なレリーフがびっしり。
でも、なぜか心休まらない。

眼光鋭い警備員がいるからか。
カメラを取り出すと、すぐに飛んでくる。どこで監視しているのだろうか。
空港・鉄道駅と並んで、地下鉄も重要機密として位置づけられているのだろう。

☆ウズベキスタン、なるほど・ザ・クイズ~第16回回答☆(3)公衆電話。

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