多民族国家・ウズベキスタン。食も多彩だ。
ロシア料理や中国料理はともかく、韓国料理があるのには正直ビックリ。
悠久の歴史を刻んだ街角で新たな出会い。食事タイムはワクワク、ドキドキだった。


おりしも、小泉首相が首都タシケント入り。
武装警官が街角で目を光らせ、厳重な警戒線も張られている。
そんな繁華街に嫌気がさし、静かな下町をぶらぶら。

▼ハングルの看板を掲げた韓国料理店。たぶん店名だろう
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▼鉄鍋で出された豆腐チゲ。それほど辛くはなかった

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▼無料サービスのキムチ。激辛、発酵もかなり進んでいた
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何気なく曲がった四つ角。
そこにハングル文字の看板があった。
ちょうどランチタイムだ。

渡りに船とドアを開く。そこはハングル会話の大洪水。
服装から判断すると、観光客ではなく、ご近所さんのようだった。
本国とと変わらない料理。イスラムでは禁断のデジ(豚)カルビも平らげた。

▼中国料理店。ウズベク文字と並んで、漢字で「中国飯店」
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タシケントの晩飯は、昼間に目をつけていた中華レストラン。
その名も「中国飯店」。いかにも中国風な外観が印象的だ。
自動ドアを通り抜けて、ちょっとビビってしまった。

出迎えてくれたのは、金髪のロシア系美女。
しかも超ミニスカート。彼女たちは、かいがいしくサービスしてくれる。
春雨の炒め物、魚から揚げ(鱒?)、ホイコーロー。

▼春雨と蒸し鶏の炒めもの。ちょっと脂っこいのが難点だ
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▼魚の唐揚げ。川魚なのか、少し臭みがあったが美味だった
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香り高いジャスミンティーで仕上げ。
いくらとられるんだろう。びくびくしながら支払いしたが、
2人で3万スム(約3000円)で一安心。

1991年まで旧ソ連邦の一員だったウズベキスタン。
旧ソ連風料理は、いたるところでお目にかかる。
ただしオリジナリティーはかなり失われている。

▼ボルシチ風スープ。具は牛肉団子、マッシュポテト、人参、ひよこ豆
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▼ピロシキ。羊ミンチと野菜入り。インドのサモサ風に三角形が特徴
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さまざまな民族料理と融合しているのが特徴だ。
まずはボルシチ。本家ほど赤くはないでしょ。
ピロシキは三角形。インドのサモサ風だ。

水餃子ペリメニ。中国風水餃子と見た目は似ている。
でも、ポン酢ではなくサワークリームをつけて食べる。
中露合作といった感じだ。

▼ロシアの水餃子ペリメニ。サワークリームで食べるのが旧ソ連風だ
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食材も料理も多種多様なウズベキスタン。
安くて、おいしくて、ついつい食べ過ぎてしまいそう。
海外を旅する楽しさの一つは、食との幸運な出会いだ。

☆ウズベキスタン、なるほど・ザ・クイズ~第9回☆

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ウズベキスタンでは、ことあるごとに写真のようなチケットが必要になります(一部修正あり)。1枚500~1000スム(50~100円)です。さあ、これは何のチケットでしょうか。

(1) 遺跡撮影チケット
(2) 乗り合いバスのチケット
(3) 地下鉄乗車券
(4) トイレ利用券
(5) ビール購入券
(6) 女性とおしゃべりできるチケット。1枚で10分間OK
(7) その他

<第8回の回答>正解は(1)郵便ポストでした。日本は赤ですが、ポストの色にもお国柄があるようです。

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