信念を貫く男と支える家族の物語 | じゅんぴさん日記

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社長じゅんぴさんのブログ


今日、たまたまフジテレビの奇跡体験アンビリバボーを見ていたら

とんでもない人の物語をしていました。




経営者必見です。




ここまで一つのことに人生をかけるのは

なかなか出来ないことだと思いますし

尊敬します。




以下フジテレビのHPから拝借しましたが

読んでみてください本





 常夏の島・沖縄、そこで世界初の偉業を成し遂げた

男がいる。透明度の高い海域にしか生息しない生き物

のサンゴ。それを人工的に養殖して海に植え、

産卵を成功させたのは、学者でも専門家でもない

全くの素人だった。その成功の影には愛する家族との

深い絆の物語があった。
 沖縄で生まれ育った金城浩二さんは、

幼いころ両親が離婚し、母親に引き取られたが、

母親の体が悪く、親戚や知り合いなどに預けられ、

転々と暮らす孤独な少年だった。

 やっと歩けるようになった母と久しぶりに会った時、

母から「あんたは一人じゃない、あんたには海の

神様がついている」と言われた。それは、

自分のせいで寂しい思いをしないようにとの

母の親心だったのかもしれない。以来、浩二さんは

毎日のように海に通うようになった。
 

 そんな海で、ある日浩二さんは驚くべき光景を

目の当たりにする。サンゴ礁の周りにありとあらゆる

魚が集まってくるその光景は、

見たことのない別世界だった!!海の生き物たちの

命の母であるサンゴ、そのサンゴを見ていると

浩二さんの心は安らいだ。

以来サンゴは浩二さんの心の母となった。


 その思いは大人になってからも変わらなかった。

そして、中学時代の同級生の美佐江さんと結婚、

子供の頃からの憧れだったマイホームを手に入れ、

幸せな生活を始めた。飲食店など4つの店を経営し、

二人の子供に恵まれ、

何不自由ない幸せな生活を送っていたのだが・・・
 

 ある日、浩二さんは沖縄の海の異変を

目の当たりにした。鮮やかな色をしていたサンゴが

まるで漂白されたかのように白化、瀕死の状態だった。

原因は地球温暖化による水温の上昇や、

増え続ける海岸の埋め立てなどによる

海の汚染だった。
 

 その光景を見た瞬間、浩二さんは

悲しみと怒りを感じた。そして!飲食店を手放し、

サンゴの養殖をしたいと美佐江さんに相談した。

美佐江さんは「きっとできるよ。大丈夫だよ。」

と言ってくれた。


 浩二さんは飲食店を他人に譲り、サンゴの養殖を

始めることを決意した。だが、実験用のサンゴを

採取するだけでも、途方もない手続きが必要であり、

許可が下りるまで1年を要した。
 

 海での養殖は漁業権などの問題があり、

簡単には認められない。そこで水槽で養殖を

始めたのだが、デリケートなサンゴは水質管理が

極めて難しい。塩分濃度や光の量の調節、

また水温が上昇しすぎないための冷却装置が

必要になる。電気代だけで年間600万円。しかし、

どれだけ注意深く育てても、

わずか1日でサンゴが白化してしまうこともしばしば。


 もはや内装業のアルバイト代だけではどうにもならず、

借金の額は飼育を始めて3年で

3000万円にも達していた。家計は火の車だった。

しかし妻はそのことを決して夫に悟られないようにした。

家庭を大事にしたいという夫に

夢を諦めさせないように・・。
 


 そして一家は子供が3人に増え、5人家族に。

妻は自分の大切な物を売って生活を支えた。


 気づけば、海の異変を見てから5年がたっていた。

浩二さんは遂に海への移植を開始した。

子供の頃見た、あの海を取り戻すために!
 

 サンゴを増やすには、岩に開けた穴にサンゴを

固定する必要がある。浩二さんはその土台も

自然の物をと考え、沖縄の土でできた素焼きの土台を

使用した。そこへ砂を詰め、膨張するヘチマを詰め

固定させた。さらに、天敵に食べられないように

網で囲った。
 

 しかし、天敵は網だけでは防げない。

サンゴを大好物とする貝が大発生した時には、

ピンセットで一匹一匹、3ヶ月かけ

全て取り除いたこともあった。
 

 しかし、これは第一段階。この後、

産卵をさせなければサンゴは増えない。

だが、養殖したサンゴを海に移植し、

産卵に成功したケースは世界でも例がない。

試行錯誤を繰り返しながらも、

借金ばかりが増えていった。


 そんな時、ふってわいたような話が舞い込んで来た。

サンゴを移植すれば8億もの予算が

割り当てられるというのだ。しかしその事業計画は、

サンゴを移転し、空いた所を埋め立てて再開発する

というものだった。

サンゴが減少した大きな理由の1つは、

埋め立てなどによる土砂の流出による

水質汚染なのだ。
 

 この話を受けてしまえば、自分のやりたいことは

出来なくなる。しかし借金のことを考えると、

この仕事を受けるべきなのか・・・。
 

 贅沢はしなくても幸せな生活だった。

しかし・・子供に欲しい物を買ってやることも出来ない。

自分に胸を張れる仕事がしたいと

始めたことだった。しかし、

これ以上家族を犠牲にして良いのか?

浩二さんは悩んだ。
 

 そんなある日、

長男の寿気也くんと海を歩いている時だった。
寿気也くんが「海を奇麗にする父ちゃんが好きだよ。

海を奇麗にできるのは父ちゃんしかいないって

母ちゃんが言ってた」と言った。

常に妻は、夫のやろうとしていることの

すばらしさを子供たちに語りかけていたのだ。


 こうして浩二さんは8億円の事業計画を断った。

そんな折、一人の男が訪ねて来た。

浩二さんのことを取り上げたテレビ番組を見たという

不動産業を営む男性が、

スポンサーになってくれるというのだ。

きっとわかってくれる人はいる、

その思いが通じた瞬間だった!
 

 そうして浩二さんは養殖のために

必要な機材を購入し、

総額500万円の請求書を男性に送った。

だが、約束の日になっても男性からの振込はない。

当初、浩二さんは何かの間違いだろうと思った。

だが翌日になっても振込みはない、浩二さんは焦った。
 

 実はこの男性からの援助を信じて、

500万円は街金融から借りたのである。

そして、街金融の支払い期限の前日、

男からの振込はなかった。

何かの間違いであってほしいと思いながら

男に電話すると、その番号は使われていなかった。


 明日の返済日を前に浩二さんは

追いつめられていた。妻の美佐江さんは、

この時生まれて始めて恐怖を感じた。

 浩二さんは幼なじみの友人に相談した。

幼なじみからは「サンゴの仕事は諦めろよ」と

言われた。その時、「家なんかなくなってもいい。

たとえ家がなくなっても私もこどもたちも

お父さんについていくよ」という

妻からのメールが届いた。

美佐江さんが夫のプライドを傷つけないか

悩んだ末、メールした。

 そのメールを見た幼なじみが、

友人たちにお金の工面をしてもらえないか

電話をかけてまわってくれた。

救世主は妻だけではなかった。

日付はとっくに変わっていたが、

電話口に出た友達たちはみんな親身になっ

話を聞いてくれた。そして、

友人20人ほどの協力で、

なんと一晩で500万円が集まった!!


 その後、浩二さんは借金を少しずつ返済しながら、

再び夢に向かって走り始めた。それは、

人工的に養殖して海に植えたサンゴの産卵。

成功すれば世界初の快挙である!!

 そして!2004年6月13日、

遂にその日がやって来た。

サンゴに産卵の兆候が現れたのだ。

しかし、兆候はあるものの、

なかなか産卵は始まらなかった。

 浩二さんは奇跡を信じて海に潜った。すると!

数えきれないほどの卵が!!それは、

幼い頃から寂しさを癒してくれた、浩二さんにとっての

心の母を救出した瞬間だった!!

 白化したサンゴを見た日から、

7年の月日が経っていた。
そして2007年、世界初の快挙に

内閣総理大臣賞が送られた。

沖縄の海を救いたい、その父の思いを支えた

家族全員の絆が起こした奇跡だった。


 環境破壊が急速に進む中、

海に植えるだけではサンゴを残せないと

考えた浩二さんは、天敵もない、環境汚染もない

人工の海を作り、そこで産卵した卵が

海に流れていくことを目指している。
 浩二さんの夢の実現は遠い未来の

話かもしれない。しかし浩二さんの夢は、

長男の寿気也くんに引き継がれている。



信念を貫き通して夢に近づいてゆく

勇気をもらえるお話でした