昨夜は宅建協会県南支部青年部の会合がありました。
本年度の事業方針や事業内容を話し合いました。
月1回の防犯パトロールなど、公益法人化へ向けて内部的な事業よりも、対外的な事業が多くなっています。
そんな中で、やはり話題に上がるのは被災地へのボランティア。
実際に現地に行って来たメンバーから状況を話してもらい、では私たちが今出来る事は何か?意見交換を行いました。
現状を聞いて、テレビや新聞で知る事以外の事実を知りました。
確かに見渡す限りのがれきの山。70歳代のご夫婦のお宅の片付けを振り分けられ、現地へ行くとほとんど片付いている。でも自宅敷地内に山積みしていても、行政は片付けてくれないので公道へ出す手伝い。
行政の処理待ち。
つまりテレビで見る未だにがれきの山が至る所に残されています。
という報道は、公道上に出されたがれきを行政が処分出来ずに残されているということ。
ボランティアで現地に行っても、行政からやってくれと言われた事以外の事を行うのは禁止されているそうです。
救援物資は有り余っている。しかし被災者へ分配出来ず倉庫へ山積み。
ボランティア人員も沢山いるのに、出来る事は限られてしまう。
義援金もまだまだ分配されず、額だけが増える。
本当に被災者の方々が望んでいる事を直接うかがってみると
「関東の方々は、普通の生活をして下さい。普通に仕事をして、普通に消費活動をして下さい。そうしないと国の経済もおかしくなって、復興どころの騒ぎじゃないですから。」
そうおっしゃったそうです。
震災からもうすぐ3ヶ月が経ちます。これからの私たちの支援のありかたを改めて考えさせられます。現地の方々の望む事と、私たちが行う行為。
自己満足の為のボランティアであってはなりません。
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