
午後からは上がり、天気が回復に向かうそうです。
さて12月も半ばになり、師走感たっぷりで何かと忙しなくなってきました。
そんな中、宅建協会の研修が多々行われます

不動産無料相談員フォローアップ研修そして公正競争規則指導員研修。
昨日は公正競争規則指導員研修が、浦和の宅建協会本部にて行われました。
これは不動産に関わる広告について、指導する指導員を養成する研修です。いわゆる「おとり広告」というものを無くそう!って事です。
悪質なものは、実際には存在しない物件を広告やネットに出す。または実在はするが、取引を行う意志のない物件を広告、ネットに出すというものです。
こういった悪質な物は少ないと言いたいところなのですが、実際には結構な数が報告されているようです。新聞の折込広告や検索サイトで、相場から比べると極端に安い!思わず問い合わせてたくなる物件。これが全てがそうでは無いと思いますが、お客様からの反響を採りたいが為に、おとりを使う業者が後を絶たないそうです。
次に多いのは、勘違いし易い表示。
例として ○○駅徒歩△分・土地面積200㎡・建築条件無し・お好きなメーカー住宅が建てられます。・車らくらく2台駐車できます。
これを見て一般の方々に限らず、我々不動産業者でも気になる物件です。
実際は間口5m、奥行き40mのまるで「通路」の様な土地だった。という事例があったそうです。
確かに所在地、面積、条件など、一切の嘘、誇大表示はありませんが、地形(地型)を表示しない事で、実際とは異なり、いかにも良さそうな物件と思わせる行為という事で、処分されたそうです。
不動産業界に限らず、週末の新聞には数々の広告が折り込まれてきます。
表示されている内容に嘘、偽りが無いのが一番ですが、中にはあまり感心しない内容の物もあります。
消費者としてよく見て、判断しなければならないと思いますが、もし、怪しいとか嘘、誇大広告を発見したら、役所や関係諸団体への通達が必要だと思います。
これから年末年始です。
そういったものも増える可能性がありますので、皆さんも気をつけて下さい。


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